Googleの次期スマホ「Pixel 8a」と見られる製品がFCCを通過!画像はPixel 7a


米連邦通信委員会(FCC)は18日(現地時間)、Googleの未発表な5G対応スマートフォン(スマホ)「GKV4X」や「G8HHN」、「G6GPR」、「G576D」が2024年1月18日(木)より認証を順次取得していることを公開しています。FCC IDはGKV4Xが「A4RGKV4X」、G8HHNが「A4RG8HHN」、G6GPRが「A4RG6GPR」、G576Dが「A4RG576D」。

ともにBluetooth 5.2やWi-Fi 6E(IEEE802.11ax準拠の6GHz帯)を含む無線LAN、NFC、WPC(ワイヤレス充電)、5G NRや4G LTE、3G W-CDMA、2G GSMの携帯電話ネットワークで認証を取得しており、G8HHNについては5Gのミリ波にも対応しています。一方、UWBについては取得しておらず、後から認証を追加する可能性はありますが、現時点では対応してないと見られます。

そのため、Googleが展開する「Pixel」ブランドのスマホについては例年通りに小型かつ廉価な“a”「Pixel 8a」(仮称)の他にフォルダブルスマホ「Pixel Fold 2」(仮称)も投入次期としてはありそうですが、既存の「Pixel Fold」や「Pixel 8 Pro」などの上位機はUWBにも対応しており、これらの製品はUWBに対応していないことからPixel 8aなのではないかと推測されます。

なお、Googleでは5月に開発者向けイベント「Google I/O 2024」を日本時間(JST)の2024年5月15日(水)2時から開催することが案内されており、過去のケースから考えると、このイベントでPixel 8aを発表する可能性は高そうです。イベントではその他にもスマホなど向けプラットフォーム「Android」の次期バージョン「Android 15」の新機能などについて紹介されると見られています。


G8HHNはミリ波にも対応。恐らく北米向け製品

Pixel 8aはGoogleが自社開発の「Made by Google」として展開する「Pixel」ブランドにおけるスマホのうちのフラッグシップモデルに対する廉価版となるaシリーズの次期スマホと見られ、昨年に発売されたPixel 7a、やその前の「Pixel 6a」および「Pixel 5a (5G)」や「Pixel 4a (5G)」、「Pixel 4a」、「Pixel 3a」に続きて投入され、チップセット(SoC)には最新フラッグシップスマホ「Pixel 8」と同様の「Google Tensor G3」を搭載すると予想されています。

噂では例年通りに5月に開催されるGoogle I/O 2024にて発表され、その直後に発売されるとされ、デザインはPixel 8シリーズと踏襲して背面にはカメラバーが採用され、やや丸みのあるデザインでBay、Mint、Obsidian、Porcelainの4色展開とのこと。またPixel 8aの開発コードとされる「Akita」を冠する製品がベンチマークアプリ「Geekbench 5」の結果に掲載されており、シングルコアで1218、マルチコアで3175となっています。なお、価格は販売される国・地域にもよりますが、据え置きまたは若干高くなるのではないかということです。


FCCにおけるGKV4Xの認証情報

FCCにおけるG6GPRの認証情報

FCCにおけるG576Dの認証情報。恐らく日本向け製品となると予想されます
記事執筆:memn0ck

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