Appleの年次イベント「WWDC23」が6月5日より開催!昨年に続いてオンライン開催に


Appleは29日(現地時間)、開発者向けイベント「Worldwide Developers Conference 2023(以下、WWDC23)」( https://developer.apple.com/wwdc23/ )を現地時間の2023年6月5日(月)から6月9日(金)までオンラインで開催すると発表しています。すべての開発者を対象に参加費無料で実施されます。

同社では引き続いて年次イベントである「WWDC」を今年もオンラインで開催することしたものの、初日の開会日には昨年と同じく開発者と学生のためのスペシャルデーとして人数を限定して基調講演と一般教書演説の動画をApple Parkで閲覧するイベントを実施するとのこと。

参加申込の方法などの詳細は近日中に公式Webサイトやアプリなどを通して案内されるということです。WWDC2023では過去3年間のオンライン開催の成功に基づき、iOSやiPadOS、macOS、watchOS、tvOSにおける最新のイノベーションを紹介すると同時に、開発者がAppleのエンジニアやテクノロジーを通して画期的なアプリなどを開発する方法を学べるとしています。

また世界中で開発に取り組んでいる学生を対象に「Swift Student Challenge」の今年度の応募受付も開始し、太平洋夏時間4月19日(水)23時59分(日本時間4月20日15時59分)までに「Swift Playground」の提出を受け付け、受賞者にはWWDC23限定のオリジナルウェアとピンバッジ、AirPods Pro、Apple Developer Program メンバーシップ(1年間)を贈呈するということです。


昨年のWWDC22においてiOS 16の特徴をインフォグラフィックスでまとめるCraig Federighi氏

WWDCは毎年6月に開催されているAppleの開発者向けイベントで、2019年に開催した「WWDC 2019」まではアメリカ・カルフォルニア州サンノゼにある「McEnery Convention Center」で多数の人を集めて開催していましたが、2020年からは新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大の影響によってオンライン開催となっています。

これらの2年間のオンライン開催の成功によって今年もオンラインでの開催となり、専用アプリ「Apple Developer」および公式Webページなどにて誰でも無料で参加できます。これにより、WWDC23では3000万人を超える開発者からなるAppleの成長するグローバルコミュニティーがビジョンを実現するための技術とツールへの洞察とアクセスを獲得します。

またこれまで以上にApple製品が利用者の日常生活の一部となり、多くの人が学び、開発してつながるのを助け、基調講演と一般教書演説での発表に加え、今年のプログラムにはより多くのセッションや1対1のラボ、Appleのエンジニアやその他の開発者との交流するためのより多くのデジタルラウンジ、さらによりローカライズされたコンテンツが含まれるということです。

またWWDC関連の情報はApple Developer公式Webページやメールでもお知らせされます。なお、例年通りであれば、スマートフォン(スマホ)向け「iOS 17」やタブレット向け「iPadOS 17」、パソコン(PC)向け「macOS 14」、スマートウォッチ向け「watchOS 10」、スマートテレビ向け「tvOS 17」などの各プラットフォームの次期バージョンが発表されるものと予想されます。


アプリ名:Apple Developer
価格:無料
カテゴリー:辞書/事典/その他
開発者:Apple
バージョン:9.0
互換性:iOS 12.4およびwatchOS 5.0以降が必要です。iPhone、iPad、およびiPod touchに対応。 Apple TV.
iTunes Store:https://itunes.apple.com/jp/app/id640199958?mt=8


記事執筆:memn0ck

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