docomoスマホ「AQUOS sense6」がAndroid 13に!


NTTドコモは4日、同社が「2021-2022年冬春モデル」として昨年6月に発売した5G対応スタンダードスマートフォン(スマホ)「AQUOS sense6 SH-54B」(Sharp製)に対して最新プラットフォーム「Android 13」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2022年12月20日(火)10時より提供開始したとお知らせしています。

更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および携帯電話ネットワーク(5G/Xi)によるネットワーク経由(OTA)が用意されており、更新時間は約37分。更新ファイルサイズは不明で恐らくファイルサイズは大きいと思われますが、同社ではアクセスポイントをspmode.ne.jpに設定した場合はダウンロードによる通信料金は発生しないとしています。

更新後のビルド番号は「03.00.00」。主な更新内容は以下の通りとなっていますが、合わせてシャープの公式Webページ『Android 13対応 OSアップデート|OSバージョンアップ情報|サポート|AQUOS:シャープ』や『OSアップデート(ver.13) – よくあるご質問』もご確認ください。なお、NTTドコモでは独自サービス「スグ電」が利用できなくなると案内しているのでご注意ください。

○主なアップデート内容
・Android 13に対応
 詳細は下記ページをご確認ください。
 https://www.docomo.ne.jp/support/android_os_update/android_13.html

・Android 13以外の機能向上や操作性改善
 詳細は下記ページをご確認ください。
 http://k-tai.sharp.co.jp/support/osv/osv13/

※上記以外にも、より快適にご利用いただくためのアップデートや一部仕様および表示変更などが含まれています。

AQUOS sense6 SH-54Bはシャープのスタンダードスマホ「AQUOS sense」シリーズとして昨年発売された「AQUOS sense6」のNTTドコモ版で、チップセット(SoC)に「Qualcomm Snapdragon 690 5G Mobile Platform」を採用して価格を抑えたミッドレンジモデルとなっており、従来と同様に防水や防塵、耐衝撃、おサイフケータイ(FeliCa)などの基本機能に対応しています。

また前機種「AQUOS sense5G」と同じ大容量4570mAhバッテリーを搭載してディスプレイをIGZO液晶からIGZO OLEDに変更したことでより省電力性を高めて電池持ちを良くしているほか、IGZO OLEDになったことでU字型ノッチやベゼルレスデザインを採用し、5.8インチから6.1インチに大画面化し、画面内指紋センサーを搭載しました。

画面のインチ数は上がっているものの、幅と厚みを1mm減らして薄型&軽量化を実現しています。サイズは約152×70×7.9mm、質量は約156g、本体カラーはNTTドコモではライトカッパーおよびシルバー、ブラックの3色に加え、ドコモオンラインショップ限定販売のブルー メタリックがラインナップ。防水(IPX5およびIPX8)や防塵(IP6X)、耐衝撃などのMIL-STD-810H準拠の全17項目、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/Bなどに対応。

主な仕様は4GB内蔵メモリー(RAM)および64GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、4570mAhバッテリー、急速充電(PD3.0)、USB Type-C端子(USB 2.0)、3.5mmイヤホンマイク端子、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1、位置情報取得(A-GNSS)、緊急速報機能、ハイレゾ音源、エモパー(出荷時バージョン13.1)など。ワイヤレス充電やワンセグ・フルセグには非対応。

リアカメラは以下のトリプル構成となっており、メインの広角カメラは4つの画素を1つにまとめて暗い場所でも明るく撮影できる技術に対応したほか、ノイズや白飛び、黒つぶれなどを調整してハイクオリティーな画質に仕上げる新画像エンジン「ProPix3」を搭載し、風景も人物も目で見たままの美しさを再現できるようになっているとのこと。また光学0.6〜2倍相当に対応。フロントカメラは約800万画素CMOS/広角レンズ(F2.0、画角78°、焦点距離26mm)。

・約4800万画素CMOS/広角レンズ(F1.8、画角79°、焦点距離26mm)
・約800万画素CMOS/超広角レンズ(F2.4、画角120°、焦点距離15mm)
・約800万画素CMOS/望遠レンズ(F2.4、画角45°、焦点距離53mm)

携帯電話ネットワークの対応周波数帯は5G NR方式のn77およn78(3.5GHz、3.7GHz)、n79、4G LTE方式のBand 1および3、5、12、17、18、19、21、39、42、3G W-CDMA方式のBand IおよびV、2G GSM方式の850および900、1800、1900MHzとなっています。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。

・シャープ、5G対応の新スタンダードスマホ「AQUOS sense6」を発表!6.1インチIGZO有機ELと4570mAhバッテリーでより電池持ちが良く – S-MAX
・NTTドコモ、5G対応スマホ「AQUOS sense6 SH-54B」を発表!11月中旬発売予定。eSIMには非対応ながらオンラインショップ限定カラーを販売 – S-MAX
・有機ELや操作性などが大幅進化の5Gスタンダードスマホ「AQUOS sense6」を写真とともにシャープの発表会から細かい仕様をチェック【レポート】 – S-MAX
・スタンダードモデルの新基準として汚名返上なるか!?シャープの5Gスマホ「AQUOS sense6 SH-54B」を写真と動画で紹介【レポート】 – S-MAX

発売時にはAndroid 11をプリインストールし、その後、今年4月よりAndroid 12が提供されてきましたが、今回、最新のAndroid 13が提供開始されました。更新は「設定」→「システム」にて「詳細設定」を押して「システムアップデート」から画面の指示に従って操作して実施します。詳細は『「AQUOS sense6 SH-54B」端末本体によるソフトウェアアップデート手順書(PDF形式:233KB)』をご確認ください。ビルド番号は「設定」→「デバイス情報」→「ビルド番号」にて確認可能。更新に際しての注意事項は以下の通り。

・アップデート手順をよく読み、お客さまの責任において実施してください。
・5G/Xiでのパケット通信(アクセスポイントをspmode.ne.jpに設定)をご利用の場合、ダウンロードによる通信料金は発生しません。
・国外でアップデートを行う場合は、Wi-Fi接続が必要です。
・ソフトウェアが改造されているときはアップデートができません。
・アップデート完了後は、以前のソフトウェアへ戻すことはできません。
・アップデート中、本端末固有の情報(機種や製造番号など)が当社のサーバーに送信されます。当社は送信された情報を、アップデート以外の目的には利用いたしません。
・アップデートには再起動が伴い、その間は電話の発着信を含めすべて機能をご利用いただけません。
・アップデートを行うと、一部の設定が初期化されることがありますので、再度設定を行ってください。
・PINコードが設定されているときは、書換え処理後の再起動の途中で、PINコードを入力する画面が表示され、PINコードを入力する必要があります。
・アップデートに失敗し、画面が動かなくなったり、再起動を繰り返すなどで、ホーム画面まで起動できない場合は、以前のソフトウェアに戻すことで、本端末を復旧できる場合があります。
 《復旧操作手順》