SoftBankから「あんしんファミリースマホ」が登場!


ソフトバンクは1日、携帯電話サービス「SoftBank」における新商品としておサイフケータイ(FeliCa)やトリプルカメラなどの充実した機能を搭載した初心者でも使いやすい5G対応エントリースマートフォン(スマホ)「あんしんファミリースマホ」を発表しています。発売日は2024年2月9日(金)で、発売に先立って2月2日(金)より予約受付を実施しています。

販路はソフトバンクショップや量販店などのSoftBank取扱店および公式Webストア「ソフトバンクオンラインショップ」などで、価格(金額はすべて税込)はソフトバンクオンラインショップなどの直営店では21,984円(1〜24回:790円/月、25〜48回:126円/月)となっています。
また販売施策「新トクするサポート」で24回目の支払いの後に返却して特典を適用すると最大126円/月×24回(総額3,024円)が免除されて実施負担額790円/月×24回(総額18,960円)となるとのこと。さらにソフトバンクオンラインショップなどでは「オンラインショップ割」によって他社から乗り換え(MNP)では18,936円割引となって実質負担額1円/月×24回(総額24円)となっています。

あんしんファミリースマホは以前にSoftBankから販売されていた「あんしんファミリーケータイ」に続く初心者でも使いやすいように開発されたモデルで、チップセット(SoC)にMediaTek製「Dimensity 700」(オクタコアCPU「2.2GHz×4+2.0GHz×4」)を搭載して価格を抑えつつも5Gやおサイフケータイ(FeliCa)、防水(IPX5・IPX7)、防塵(IP6X)に対応しており、その仕様から恐らく携帯電話サービス「Y!mobile」にて昨年12月に発売された「Libero 5G IV(型番:A302ZT)」がベースとなっていると見られ、開発・製造メーカーはZTEが担当しています。
特に同機には子どもやシニアが鉄道やバス、買い物で対象の交通系ICカードを利用すると保護者へメールが届く見守りサービス「タッチでメール」(月額使用料550円)をスマホで初めて対応しており、対象の交通系ICカードを同梱の専用ケースに入れてあんしんファミリースマホに装着して利用することによって利用日時や金額、駅名などが事前に設定した保護者の連絡先に届くため、通学・通塾の際などに子どもの行動を見守ることができるようになっています。

ディスプレイはアスペクト比9:20の約6.7インチ(1080×2400ドット)有機EL(約393ppi)で、上部中央にはパンチホール(切り欠き)が配置され、パンチホール部分には約800万画素CMOS/広角レンズのフロントカメラが内蔵されており、顔認証にも対応しています。また生体認証としては画面内指紋センサーも搭載しており、指を画面に置くだけでロック解除が可能となっています。
リアカメラは以下のトリプル構成で、被写界深度カメラを搭載しているため、引き続いて「背景ぼかし撮影」が可能なほか、カメラ機能としてAIシーン識別(ペットや花、料理、文字など)に対応しており、夜景が綺麗に撮れる「夜景撮影」や接写ができる「マクロ撮影」など、多彩なモードを使い分けることによって簡単に高品質な写真が撮影できます。
・約5000万画素CMOS/広角カメラ
・約200万画素CMOS/マクロカメラ
・約200万画素CMOS/被写界深度カメラ

主な仕様は4GB内蔵メモリー(RAM)および128GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大1TB)、急速充電(USB PD)、USB Type-C端子、Wi-Fi 5(IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠)、Bluetooth 5.1、FeliCa、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GPSなど)、緊急速報メール、国際ローミング、Wi-Fiテザリング(10台)など。ワイヤレス充電やハイレゾ音源、赤外線通信、ワンセグ、フルセグは非対応。充電時間は約100分(USB Type-C PD-PPS対応 ACアダプター使用時)。付属品は「SIM取り出しツール」(試供品)および「カード収納付き本体ケース」(試供品)。

サイズは約166×77×7.9mm、質量は約184g、本体カラーはホワイトおよびラベンダー、ブラックの3色展開。OSはAndroid 13をプリインストールし、アプリやアイコンなどがタップしやすいように大きく表示させたり、よく使う電話番号をショートカットに設定したりできるシンプルモードに対応しているため、スマホ初心者でも安心して使えるとのこと。また詐欺・迷惑電話対策機能として電話録音機能を搭載しており、通話中に「録音」ボタンをタッチすると、発信者に通話録音を行う旨をアナウンス後に録音が開始されるため、安全・安心に使用できます。
SIMはnanoSIMカード(4FF)のスロットが1つとeSIMに対応したデュアルSIMとなり、VoLTEやMassive MIMOに対応。携帯電話ネットワークの対応周波数帯は5G NR方式のn3およびn28、n77(3.4GHz・3.7GHz)、4G LTE方式のBand 1および2、3、4、8、41(AXGP方式含む)、42、3G W-CDMA方式のBand IおよびII、IV、VIII、2G GSM方式の900および1800、1900MHz。5G SAには非対応。連続待受時間は5Gで約544時間、4G LTE(FDD-LTE方式)で約618時間、4G(AXGP方式)で約625時間、連続通話時間は4G LTE(FDD-LTE方式)は約2300分。なお、VoLTE(HD+)やHD Voice(3G)は非対応。

【あんしんファミリースマホの主な仕様】
通信方式 こちらをご覧ください。
最大通信速度
(下り/上り)
5G網 下り1.5Gbps/上り226Mbps
4G網 下り285Mbps/上り46Mbps
サイズ(幅×高さ×厚さ)/重さ 約166×77×7.9mm/約194g
連続通話時間/
連続待受時間
5G −/約544時間
FDD-LTE 約2300分/約618時間
AXGP −/約625時間
フルセグ/ワンセグ −/−
ディスプレイ 約6.7インチFHD+(1080×2400ドット)有機EL
カメラ 背面 トリプルカメラ 有効画素数約5000万画素+約200万画素+約200万画素
前面 有効画素数約800万画素
防水/防塵 IPX5、IPX7/IP6X
Bluetooth Version 5.1
FeliCa/NFC ○/◯
内蔵メモリー(RAM) 4GB
内蔵ストレージ 128GB
外部ストレージ microSDXC(別売り)/最大1TB
CPU(クロック数/チップ) オクタコア(2.2GHz+2.0GHz)/Dimensity 700
電池容量 4420mAh
充電時間 約100分(USB Type-C PD-PPS対応 ACアダプタ)
Wi-Fi(対応規格、周波数) IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz)
OS Android 13
SIM nanoSIMカード/eSIM
カラーバリエーション ホワイト、ラベンダー、ブラック
付属品 SIM取り出しツール(試供品)、カード収納付き本体ケース(試供品)
製造 ZTE

記事執筆:memn0ck

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