シャオミの新しい高性能スマホ「Xiaomi 13T Pro」をレビュー! |
既報通り、小米技術日本(以下、シャオミ・ジャパン)より新しいハイエンドスマートフォン(スマホ)として「Xiaomi 13T Pro」(Xiaomi Communications製)が2023年12月8日(金)に発売になりました。日本ではオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)「Xiaomi 13T Pro(型番:23088PND5R)」とソフトバンクの携帯電話サービス「SoftBank」版「Xiaomi 13T Pro(型番:A301XM)」が販売されています。
価格(金額はすべて税込)はメーカー版がXiaomiの公式Webサイト「mi.com」内にある公式Webストアでは109,800円とハイエンドモデルとしてはリーズナブルな価格帯で、SoftBank版もソフトバンクの直営店では114,480円(分割では1〜24回:917円、25〜48回:3,853円)となり、他社から乗り換え(MNP)などでは21,984円割引となり、販売施策「新トクするサポート」の条件が揃うと実質24円となります。
またSoftBank版では発売に合わせて「Xiaomi 13T Pro 発売記念キャンペーン」( https://xiaomi13tpro-cp2023.com/ )をシャオミ・ジャパンが実施し、キャンペーンWebページでガチャを回して2024年1月31日(水)までにを購入し、2024年2月7日(水)までに応募した人全員にもれなく3万円相当・1万5,000円相当・1万円相当のいずれかのPayPayポイントをプレゼントするとのこと。
さらにメーカー版を取り扱う仮想移動体通信事業者(MVNO)として携帯電サービス「IIJmio」を提供するインターネットイニシアティブ(以下、IIJ)では通常価格が98,820円で、キャンペーンによって特別価格として2024年1月31日までは90,200円とるほか、2024年1月17日まではMNPの場合に72,800円となっています。その他、MVNOではイオンモバイルにて109,780円で販売されています。
120Wの専用充電器にて充電の様子
Xiaomi 13T ProはXiaomi(以下、シャオミ)が展開するフラッグシップスマホ「Xiaomi 13」シリーズのうちのよりコストパフォーマンスを高めた“T”シリーズの上位機で、チップセット(SoC)にMediaTek製「Dimensity 9200+」、内蔵メモリー(RAM)に12GB、内蔵ストレージに256GBとハイエンドな仕様となっており、OSはAndroid 13 (MIUI 14)をプリインストールしています。
なお、日本ではXiaomi 13Tシリーズのベース機「Xiaomi 13T」もKDDIおよび沖縄セルラー電話の携帯電話サービス「au」と「UQ mobile」から同じく12月8日に発売されており、こちらはSoCがMediaTek製「Dimensity 8200-Ultra」、内蔵メモリーが8GB、内蔵ストレージが256GBとなっています。どちらも日本向け製品ではおサイフケータイ(FeliCa)に対応しています。
Xiaomi 13T Proのデバイス情報
実際に使ってみると、Xiaomi 13T Proは快適の一言です。操作中にもたつくようなことは皆無で、ディプレイの表示も早く、動画閲覧もスムーズです。またベンチマークアプリ「Antutu Benchmark」を試すと100万ポイントを大幅に超える138万ポイントというハイスコアを叩き出しました。
一方、特徴として高速充電機能があり、Xiaomi 13T Proのバッテリー容量は5000mAですが、専用充電器にて120W Xiaomiハイパーチャージを行うと、19分でフルチャージが可能です。5000mAの充電に関しては通常充電では数時間、急速充電では1時間以上かかりますので、19分でフルチャージは脅威的な速さです。専用充電器で充電を行うと、バッテリー充電量の数字がどんどん変わっていきます。
ベンチマークアプリAntutu Benchmarkは138万ポイント
動画閲覧(YouTubeを再生例)
一方、ディスプレイは約6.7インチFHD+(1220×2712ドット)有機ELを搭載しており、リフレッシュレートは最大144Hzに対応しています。マルチレベルリフレッシュレート機能(30、60、90、120、144Hzを自動切換)にて消費電力節約をします。
ディスプレイはリフレッシュレート144Hzに対応
Webサイトの表示例
リアカメラが広角(約5000万画素)、望遠(約5000万画素)、超広角(約1200万画素)のトリプル構成で、フロントカメラが広角(約2000万画素)のシングル構成となっており、SoCの処理能力が高速なため、撮影のレスポンスも高く、軽快に撮影ができます。
メインカメラ
カメラの作例
その他の仕様としては防水(IPX8)や防塵(IP6X)、生体認証(指紋認証、顔認証)、デュアルSIM(nanoSIM+eSIM)は5G対応(n3、n28、n41、n77、n78)に対応しています。本体色ーはアルパインブルーおよびメドウグリーン、ブラックの3色、大きさはアルパインブルーが約76×162×8.6mm、ブラックとメドウグリーンが約76×162×8.5mm、重さはアルパインブルーが約200g、メドウグリーンとブラックが約206gとなっています。
アルパインブルー
このようにXiaomi 13T Proはハイエンドモデルとしても特に高機能になっており、日常ユースから高負荷なゲームアプリなど対応します。中でも昨年発売された前機種「Xiaomi 12T Pro」と同様にソフトバンクでは「神ジューデン」対応製品としてXiaomi 13T Proを訴求しているように高速充電機能は非常に便利で、日常では数分の充電で十分活用できると感じられました。
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出典:エスマックス