OneOdioのワイヤレスヘッドホン「Focus A5」を試す!
モデル:長 真由美(おさ まゆみ)さん


中国に拠点を置くオーディオメーカー「OneOdio(ワンオディオ)」のワイヤレスヘッドホン「Focus A5(フォーカス エーファイヴ)」が販売中だ。販売拠点は同社のグローバル向け公式Webサイト( https://www.oneodio.com/ )内の公式Webストアのほか、大手Webストア「Amazon.co.jp」にて販売されている。

価格(金額はすべて税込)は1万円前後となっており、Amazon.co.jpでは通常価格が8,999円で、発売記念キャンペーンによって2,000円OFFクーポンが2024年12月15日(日)まで提供されており、6,999円で購入できるようになっている。なお、同社の日本公式サイト( https://oneodio.jp/ )では、1月中に販売される予定だという。。

今回はそんなOneOdioからFocus A5をご提供いただき、実際にさまざまな音源を視聴してみたので、製品の概要や仕様をチェックしつつ、外観や同梱品を写真や動画を交えて紹介し、さらに操作方法や操作の検証、音質、使用感などを解説していく。

■製品の概要や仕様、同梱品をチェック


OneOdio Fucus A5の箱(パッケージ)の正面

OneOdioは2015年に設立されたDJモニターヘッドホンやワイヤレスヘッドホン、ワイヤレスイヤホンおよび関連アクセサリー製品を中心に製造および販売を手がけているオーディオメーカーだ。


個装箱裏面の記載内容

Focus A5の個装箱は黒を基調としており、個装箱の裏面には主な特徴や仕様などがすべて英語で記載されている。なお、製品名は「Focus A5」だが、モデル名は「OneOdio A05 Pro」となっている。

対応するBluetoothのプロファイルはHFPおよびAVRCP、A2DP、BLE、SPP、また対応するオーディオコーデックはAACおよびSBCに加え、そしてワイヤレス環境でハイレゾ相当の音質を楽しむことができるLDACをサポートしている。

ヘッドホン本体には600mAhの内蔵バッテリーを搭載し、充電時間はおよそ1.5時間、連続再生時間はANCをONにした状態でおよそ45時間、アクティブノイズキャンセリング(ANC)をOFFにした状態でおよそ75時間と長時間の利用ができる。また、5分間の充電で約5時間、10分間の充電で約10時間の利用が可能な急速充電にも対応している。


内容物一式

ヘッドホンとUSB Type-Cケーブル

ヘッドホン以外の付属品は
・USB Type-Cケーブル
・User Manual(取扱説明書)
・WARNINGS/CAUTIONS(利用上の注意事項)
が同梱されており、取扱説明書や利用上の注意事項の紙類を除くと、ヘッドホン本体とUSB Type-Cケーブルのみのシンプルな製品構成になっている。ワイヤレスヘッドホンやワイヤレスイヤホンの多くの製品が専用のキャリングケースやポーチなどを付属していることも多いが、Fucus A5には付属していない。

■ヘッドホンをチェック


イヤーカップを内側に回した状態

続けてFocus A5の本体をチェックしていく。右側(R)のイヤーカップ側面には上下のボリュームキー、電源ボタン、LEDランプ、ANCボタン、USB Type-C端子を搭載する。オーディオプレーヤーやスマートフォン(スマホ)、パソコン(PC)などの外部機器とペアリングされていない状態であれば、電源ボタンを長押して電源をONするだけでLEDランプが白色に点滅し、Bluetoothのペアリングモードが起動する。この状態で外部機器とペアリングし、Bluetoothの接続がアクティブになるとLEDランプは消灯する。


ヘッドバンド部分

イヤーカップ側面

またUSB Type-Cケーブルを接続して充電を開始するとLEDランプは赤く点灯し、充電が完了するとLEDランプは消灯する。またANCボタンは短押しするごとに「ノイズキャンセリング(ANC)ON」→「ノイズキャンセリング(ANC)OFF」→「アンビエントサウンド(外音取込)」の順に切り替えができる。

音声再生を停止した状態で「アンビエントサウンド」(外音取込)にすると、まるでヘッドホンを装着していないかのように周囲の音が聞こえ、会話することも可能だ。一方、ノイズキャンセリング(ANC)をONにすると、周囲の音を低減し、音声再生時の音をクリアに聞くことができる。

これらの機能はヘッドホン本体に搭載されたマイクを活用して、不必要な環境音をカットすることも聞き取りやすくすることもできるという仕組みだ。


本体を持ってみたところ

本体を首にかけてみたところ

スマホとワイヤレス接続して視聴しているところ

今回はモデルを務めてもらったシンガーの長さんにも実際にFocus A5でいろいろな音源を視聴してもらった。「爆音でもうるさくない」や「音に深みがある」、「音が立体的」といった感想も聞かせてくれた。そんな長さんが実際にFocus A5を試している様子の動画を紹介する。

S-MAX:20歳女子シンガー長真由美(おさ まゆみ)さんにワイヤレスヘッドホン「OneOdio Focus A5」を試してもらいました!【レビュー】

音質については、低い音の主張が強いが、かと言って中高音が再生されていないかというと、それもまた違う。中高音がメインの音声を視聴すると、特に違和感もなくきちんと聴くことができる。

実は長さんが現在、YouTubeを中心に展開しているピアノ伴奏だけで名曲を歌う「Osa and Piano」では長さんの美しい歌声とピアノの音のみをレコーディングしており、低音よりも中高音がメインとなっている。そんな長さんの楽曲をFocus A5で聴いてみても綺麗な音声を再生してくれるのだ。なお、Osa and PianoにはFocus A5でなくても癒やされる楽曲が多く収録されているので、ぜひ試聴してみてほしい。

【20歳女子が歌う】未来へ / Kiroro(covered by 長真由美)🎧推奨

【20歳女性が歌う】三日月 / 絢香(covered by 長真由美)🎧推奨 歌詞入り

【二十歳女子が歌う】手紙 〜拝啓 十五の君へ〜 / アンジェラ・アキ(covered by 長真由美)🎧推奨

一方、音質以外の点ではバッテリーの持ちの良さと充電の速さが特徴だ。音楽を聴いていないときもBluetoothを接続しっぱなしで放置することはよくあるのだが、先述のようにANC OFFで約75時間の長時間再生ができるため、音声再生することもなくただ電源ONかつBluetoothで接続しているだけの状態だと、半日や1日放置していても大してバッテリーが減らないのだ。

バッテリーの減りが少ないということは1日程度放置した状態から充電してもすぐに満充電になるということだ。この辺りはワイヤレスイヤホンに比べてワイヤレスヘッドホンの圧倒的なアドバンテージだと言えるだろう。最後に同梱品や製品外観、操作方法などのチェックや実際に使ってみた感想を話した動画を紹介する。

S-MAX:爆音&低音仕様のワイヤレスヘッドホン「OneOdio Focus A5」を試す!軽量&約75時間の長時間利用も可能【レビュー】


撮影協力:長真由美(おさまゆみ)さん
圧倒的な歌唱力と声量に加え4つの倍音などによる美声を併せ持つ20歳のシンガー。10月からYouTubeを中心に展開する「Osa and Piano」をはじめ、2025年1月13日(月・祝)には自身のバースデーライブを渋谷のライブハウスで開催する予定だ
OneOdio A5 ノイズキャンセリングヘッドホン Bluetooth 5.4 ワイヤレス ヘッドホン LDAC対応 最大75時間音楽再生 有線/無線 ハイレゾ 急速充電 外音取り込み機能 低遅延モード 外音取り込み マイク内蔵 折り畳み可能
OneOdio


記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)

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