Xiaomiの低価格スマホ「Redmi 14C」が日本でも登場!


Xiaomi(以下、シャオミ)は17日、価格を抑えたコストパフォーマンス(コスパ)の高い製品として同社が展開している「Redmi」ブランドの新商品として4G対応エントリースマートフォン(スマホ)「Redmi 14C(型番:2409BRN2CL)」(Xiaomi Communications製)を日本にて発売すると発表しています。発売日は2024年10月17日(木)9時で、すでに各所で販売を開始しています。

日本で販売されるのはオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)となっており、内蔵メモリー(RAM)および内蔵ストレージの違いによる4GB RAM+128GBストレージモデルと8GB RAM+256GBストレージモデルがあり、価格(金額はすべて税込)はオープンながら市場想定価格が4GB RAM+128GBストレージモデルでは17,980円、8GB RAM+256GBストレージモデルでは23,980円となっています。本体色は各モデルともにスターリーブルーおよびセージグリーン、ミッドナイトブラックの3色展開。

販路は同社の公式Webサイト「Mi.com」および公式Webストア「Xiaomi公式 楽天市場店」、大手Webストア「Amazon.co.jp」のほか、4GB RAM+128GBストレージモデルはビックカメラ(Webのみ)やヨドバシカメラ(Webのみ)、仮想移動帯通信事業者(MVNO)のインターネットイニシアティブ(IIJmio)、8GB RAM+256GBストレージモデルはエディオンやコジマ、上新電機、ソフマップ、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ストリーム(ECカレント)、エクスプライス(XPRICE)、ムラウチ(murauchi.com)となっています。なお、量販店はWebのみや一部店舗のみでの取り扱いとなる場合があるとのこと。

Redmi 14Cはシャオミが展開するRedmiブランドにおいてグローバル向けに今年8月に発表された低価格なエントリースマホの最新機種で、日本では2023年3月に発売された「Redmi 12C」の後継機種となり、Redmi 12Cと同様に5Gには対応しておらず、おサイフケータイ(FeliCa)などの日本でニーズの高い機能にも対応していません。なお、防水・防塵については防滴(IPX2準拠)および防塵(IP5X準拠)に対応しています。

画面は上部中央にU字ノッチ(切り欠き)を配置したアスペクト比9:20.5の縦長な約6.88インチHD+(720×1640ドット)液晶(約260ppi)で、明るさ最大600nitsやコントラスト比1500:1、8bitカラー(約1670万色表示)、色域70% NTSC、最大120Hzリフレッシュレート、最大240Hzタッチサンプリングレートとなっており、読書モードを搭載するほか、TUV Rheinlandの低ブルーライトやフリッカーフリー認定に対応しているため、長時間の使用でも目に優しくなっています。

またノッチ部分には約1300万画素CMOS/広角レンズ(F2.0)のフロントカメラにアップグレードされ、ナイトモードに対応して暗い場所でも明るくクリアな自撮りが可能となっており、ソフトライトリングがさまざまな環境での自撮り品質を向上させ、美しい美顔アルゴリズムが肌の色調、スリム効果、大きな目効果など、顔全体を美しくします。生体認証としては顔認証に対応しているほか、本体側面にある電源キーに指紋センサーも内蔵されています。

新たに背面パネルの中央に配置された円形のカメラレンズが特徴の洗練されたスタイリッシュなデザインを採用し、まるで水の流れのように滑らかな曲線美が自然で調和の取れたスタイルとなっており、全体にエントリーモデルとは思えない印象を与えています。またカメラレンズのひとつひとつに至るまで細部にもこだわり抜かれ、唯一無二の美しさを表現しており、スリム設計に合わせて落ち着いた3つのカラーバリエーションが用意されています。画面占有率は89.7%で、サイズは約171.88×77.8×8.22mmとなっています。

本体色のミッドナイトブラックは静寂な夜空のような深みのある黒色で、RedmiのCシリーズ初のガラス製背面を採用して洗練された印象を与え、落ち着きと上品さを兼ね備えています。またセージグリーンは緑豊かな森を思わせる緑色で高級感のあるマット仕上げのヴィーガンレザー製となっており、指紋が目立ちにくく、いつまでも美しい状態を保ちます。さらにスターリーブルーはプラスチック製ながらも星が散りばめられた夜空のグラデーションを表現し、星が描く光の軌跡が宇宙の神秘を感じさせ、心を穏やかに包み込みます。質量はスターリーブルーが約204.8g、セージグリーンが約207.1g、ミッドナイトブラックが約211.9g。

チップセット(SoC)には新たにMediaTek製「Helio G81-Ultra」(オクタコアCPU「2.0GHz Arm Cortex-A75コア×2+1.8GHz Arm Cortex-A55コア×6」、デュアルコアGPU「950MHz Arm Mali-G52 MC2」)を採用し、消費電力の低減と省電力性能を実現しています。またRAMはソフトウェアによってストレージの一部を使って最大8GBまで追加して合計最大16GBまで拡張が可能なので、よりスムーズな動作やアプリの高速起動、マルチタスクもシームレスに切り替えることができます。そして大容量の5160mAhバッテリーは最大22時間の動画再生を可能にし、18Wの急速充電にも対応しています。

リアカメラは約5000万画素CMOS/広角レンズ(F1.8、5P)のシングル構成で、AIカメラシステムによってあらゆる瞬間を驚くほどの鮮明さで捉え、多彩なビデオフィルムフィルターと組み合わせることによってクリエイティブな撮影体験が広がり、大切な瞬間を美しく記録できるとのこと。OSはAndroid 14ベースの独自ユーザーインターフェース(UI)「HyperOS」をプリインストール。SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットがmicroSDカードスロットとは別に2つあるトリプルスロットで、デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応し、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。

4G LTE: Band 1, 3, 5, 7, 8, 20, 28, 38, 40, 41
3G W-CDMA: Band I, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz

その他の仕様はUSB Type-C端子および3.5mmイヤホンマイク端子、FMラジオ、microSDXCカードスロット(最大1TB)、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.4、位置情報取得(A-GNSS:GPS・GLONASS・Galileo・BeiDouなど)、加速度センサー、環境光センサー、仮想近接センサー、電子コンパスなど。なお、内蔵メモリーはLPDDR4X、内蔵ストレージはeMMC 5.1とのこと。付属品はRedmi 14C本体のほか、ACアダプター(試供品)やUSB Type-Cケーブル(試供品)、SIM取り出し用ピン(試供品)、ソフトケース(試供品)、クイックスタートガイド。


Xiaomi公式 楽天市場店
記事執筆:memn0ck

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