新スタンダードスマホ「SHARP AQUOS sense8」が登場!今秋以降に発売予定


シャープは3日、同社が展開する「AQUOS」ブランドにおける「AQUOS 2023 秋冬モデル」にてスタンダードスマートフォン(スマホ)「AQUOS sense」シリーズの新商品として「AQUOS sense8(アクオス センスエイト)」を発表しています。今秋以降の日本発売を皮切りに台湾やインドネシアにおいて順次販売を開始するとのこと。

合わせてこれらの機種を取り扱う移動体通信事業者(MNO)も発表を行っており、NTTドコモでは「AQUOS sense8 SH-54D」を2023年11月上旬以降、KDDIおよび沖縄セルラー電話では携帯電話サービス「au」と「UQ mobile」から「AQUOS sense8 SHG11」を2023年11月上旬以降、JCOMでは携帯電話サービス「J:COM MOBILE」から「AQUOS sense8 SHG11」を2023年11月以降、楽天モバイルでは「AQUOS sense8(型番:SH-R80)」を2023年11月9日(木)に発売します。

販路はNTTドコモではドコモショップや量販店などのドコモ取扱店および公式Webストア「ドコモオンラインショップ」など、auおよびUQ mobileでは公式Webストア「au Online Shop」や「UQ mobileオンラインショップ」といったオンラインのみ、J:COM MOBILEではジェイコムショップや量販店などのJ:COM MOBILE取扱店および公式Webサイト( https://www.jcom.co.jp/service/mobile/ )など、楽天モバイルでは楽天モバイルショップや量販店などの楽天モバイル取扱店および同社の公式Webサイト( https://network.mobile.rakuten.co.jp/ )、公式Webストア「楽天モバイル公式 楽天市場店」など。

発売に先立ってNTTドコモやau、UQmobile、楽天モバイルではすでに10月3日(火)10時より予約受付を実施しており、J:COM MOBILEでは予約は実施しない見込み。価格はauやUQ mobile、J:COM MOBILEでは現時点で未定となっており、NTTドコモではドコモオンラインショップなどの直営店では62,150円(1,669円/月×23回+23,760円)、楽天モバイルでは63,800円(1,329円/月×48回)とのこと。

またNTTドコモでは残価設定方式の販売施策「いつでもカエドキプログラム+」の対象機種で23カ月目に返却して特典を適用した場合の実質負担額は1,669円/月×23回(総額38,390円)、楽天モバイルでは販売施策「天モバイル買い替え超トクプログラム」の対象機種で24回目の支払いの後に返却して特典を利用した場合の実質負担額は1,329円/月×24回(総額31,896円)となります。

さらにNTTドコモでは期間中に購入してキャンペーンWebページにて応募した人を対象にもれなくdポイントで5,000ポイントをプレゼントし、auやUQ mobileでもAQUOS sense8 SHG11を期間中に購入してキャンペーンWebページにて応募した人を対象にもれなくPontaポイントで5,000ポイントをプレゼントし、楽天モバイルでは料金プラン「Rakuten最強プラン」の申し込みとセットで購入すると楽天ポイントで6,000ポイントをプレゼントします。

なお、日本向けモデルは各製品ともにおサイフケータイ(FeliCa)やマイナンバーカード読み取り機能などに対応しているほか、6GB内蔵メモリー(RAM)や128GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大1TB)、nanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMに対応しています。

AQUOS sense8はシャープが展開するAQUOSブランドにおいてスタンダードモデルとして人気の高いAQUOS senseシリーズの最新機種で、これまでのAQUOS senseシリーズと同じく必要十分な性能や機能を備えつつ、前機種「AQUOS sense7」に続いて「どまんなか」をめざしながら「気軽にがっつり」と使いたいというコンセプトで開発されており、スマホで最も使われてる機能であるカメラがさらに強化されたほか、電池もしっかりと長持ちするようになっているということです。

ディスプレイはAQUOS sense7と同様に上部中央にU字型ノッチ(切り欠き)が配置されたアスペクト比9:20の約6.1インチFHD+(1080×2432ドット)有機EL「IGZO OLED」を搭載し、10億色表示やリッチカラーテクノロジーモバイルなどに対応しているほか、新たにブルーライトの発光を前機種よりも約50%低減したり、最大90Hzリフレッシュレートに対応しており、さらに各フレーム間への黒画面挿入によって残像感を抑えて通常の60Hz比で3倍の180Hz相当の滑らか表示が可能となっています。

また電池持ちもリフレッシュレートを1Hzから自動調整して電池の消費を抑える「アイドリングストップ」に対応し、バッテリー容量もAQUOS sense7の4570mAhから5000mAhに増量されており、これらの大容量バッテリーと省電力のIGZO OLEDとの組み合わせによって連続動画再生時間早く39時間となったほか、フル充電から1日10時間の利用で2日間の使用、フル充電から1日1時間の利用なら1週間の使用が可能となっています。

なお、電池持ちは1日当たり動画視聴4時間、音楽ストリーミング3時間、SNS閲覧2時間、ゲーム1時間の計10時間の利用を想定した独自基準に基づく試算値とのこと。また急速充電「USB PD 3.0」に対応しているほか、充電を90%で停止させ、その後は充電器からのダイレクト給電に切り替えることができる「インテリジェントチャージ」などに対応しているので電池の劣化が少なく3年間安心して使えるようになっています。

さらに最新の4nmプロセスで製造されたQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 6 Gen 1 Mobile Platform」を搭載したことによって前機種よりもCPUで約36%、GPUで約33%も高速化してよりスムーズで快適な操作感を実現しています。一方で小型かつ軽量は継承しており、サイズは約153×71×8.4mm、質量は約159gと世界最軽量クラスの軽さに加え、防水(IPX5およびIPX8)や防塵(IP6X)、さらに「MIL-STD-810H」(耐衝撃落下は「MIL-STD-810G」)に準拠したや耐衝撃性能などの16項目の耐性能も備えています。

本体色はペールグリーンおよびライトカッパー、コバルトブラックの3色展開で、前面のディスプレイの周りの縁(ベゼル)は各色ともにブラックで、ディスプレイはAFコーティングが施された強化ガラスで覆われており、背面や側面はアルマイト処理が施されたアルミニウムが用いられています。またノッチ部分にはフロントカメラが内蔵されており、マスクに対応した顔認証のほか、生体認証としては本体右側面に電源キーと一体型となった側面指紋センサーを搭載しています。

カメラは「気軽」をテーマに開発され、背面に搭載したリアカメラのメインカメラには前機種と同じく1/1.55型の大型センサーを採用してより明るくノイズの少ないクリアな撮影が可能となっており、新たにメインカメラで撮影した画像を切り抜くことで光学2倍相当(高精細モード1画素1μm)で撮影可能となったほか、ハイエンドモデル「AQUOS R8」シリーズと同じ高性能画質エンジン「ProPix5」を搭載したことでノイズを抑えながらもディテールを残してハイクオリティーに仕上げられるようになっているほか、光学手ブレ補正(OIS)や全画素PDAFなどに対応しています。

<フロントカメラ>
・約800万画素CMOS/広角レンズ(F2.0、焦点距離26mm、画角78°)

<リアカメラ>
・約5030万画素CMOS/超広角レンズ(F1.9、焦点距離23mm、画角84°、OIS)
・約800万画素CMOS/超広角レンズ(F2.4、焦点距離15mm、画角120°)

※焦点距離は35mm換算

また大型センサーの集光性に加え、RAW画像を複数枚合成してディテールを残しつつノイズを減らすして細部までクリアなHDR撮影ができる「ナイトモード」を搭載し、白飛び・黒つぶれなく暗い場所でも明るく撮れます。さらに全画素がPDAF(像面位相差オートフォーカス)に対応しているため、より高精度なオートフォーカスを実現し、フレームの被写体を即座にキャッチして正確にピント合わせをすることによって一瞬の表現も逃さず撮影できます。

主な仕様はUSB Type-C端子(Display Port対応)や3.5mmイヤホンマイク端子、Wi-Fi 5に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)の無線LAN、Bluetooth 5.1、NFC Type A/B、位置情報取得(GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS)、FMラジオ(ワイドFM・ハイブリッドラジオ対応)ハイレゾ音源(ワイヤレス対応)、緊急速報メールなど。ワンセグやフルセグ、赤外線通信、ワイヤレス充電は非対応。

携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通りで、5G NR方式のSub6におけるNSAやSAをサポートし、ミリ波には非対応。OSはAndroid 13をプリインストールし、新たに最大3回のOSバージョンアップや最大5年間のセキュリティーアップデートに対応。Payトリガーやスクロールオート、Clip Now、ゲーミングメニュー、クイック操作、かんたんモード、Bright Keep、テザリングオート、Smart home HUBなどに対応。

5G NR: n3, n28, n41, n77, n78(3.4-3.5GHz, 3.5GHz, 3.7GHz), n79
4G LTE: Band 1, 2, 3, 5, 8, 12, 17, 18, 19, 21, 38, 41, 42
3G W-CDMA: Band I, II, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz

https://youtu.be/Ki5hP6cJ-fg

https://youtu.be/l4d_TpjtNU0

記事執筆:memn0ck

■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX – Facebookページ
・SHARP AQUOS sense8 関連記事一覧 – S-MAX
・スマートフォン「AQUOS sense8」を商品化|ニュースリリース:シャープ
・ドコモ、「AQUOS sense8 SH-54D」を発売 | お知らせ | NTTドコモ
・「AQUOS sense8」をauとUQ mobileのオンラインショップで11月上旬以降に発売 | 2023年 | KDDI株式会社
・J:COM MOBILEでAQUOS sense8を11月以降に発売生活を彩る上質さ。使えば使うほどその価値を知る。|ニュースリリース | JCOM株式会社 | J:COM
・・J:COM MOBILEでAQUOS sense8を11月以降に発売生活を彩る上質さ。使えば使うほどその価値を知る。|ニュースリリース | JCOM株式会社 | J:COM
・AQUOS sense8の特長|AQUOS:シャープ
・AQUOS 2023 秋冬モデル|AQUOS:シャープ