Google初のフォルダブルスマホ「Pixel Fold」が日本時間5月11日に発表へ!ティザーが公開


Googleは4日(現地時間)、同社が開発・製造するハードウェア製品「Made by Google」の公式Twitterアカウント( @madebygoogle )にて「Pixel」ブランドで展開しているスマートフォン(スマホ)として初のフォルダブルモデル「Pixel Fold」を開発者向けイベント「Google I/O 2023」にて発表すると予告しています。

Google I/O 2023は現地時間(PST)の2023年5月10日(水)10時から「基調講演」が行われ、Made by Googleの公式Twitterアカウントでは「AIやAndroid、ハードウェアにまたがる最新情報をお伝えします」と投稿しています。なお、日本時間(JST)の2023年5月11日(木)3時から。

合わせてGoogle Store内にPixel FoldのティザーWebページが掲載されており、外観が公開されています。外観はすでに紹介しているように事前にリーク通りで、閉じた状態の背面はPixel 6シリーズやPixel 7シリーズと同様にリアカメラパーツをまとめたカメラバーデザインとなっているほか、本体色は実際のカラー名は不明ながらもシルバーとブラックの2色がラインナップされていることがわかります。


Pixel Foldは長らくGoogle初のフォルダブルスマホとして登場すると噂されてきましたが、ついに公式にその存在が明らかにされ、ティザーWebページが掲載されて外観が公開されたほか、Google I/O 2023にて正式に発表されることが予告されました。

フォルダブルスマホには主に「横開き」型と「縦開き」型がこれまでに登場していますが、Pixel Foldはいわゆる横開きの「Galaxy Z Fold」シリーズなどと同じで、閉じた片面にカバーディスプレイ、開くと大画面なメインディスプレイが搭載されており、閉じた状態では普通のスマホのように、開くとタブレットのように使えるスタイルとなっています。

メインディスプレイはアスペクト比6:5の約7.6インチ2208×1840ドット有機EL(約380ppi)、カバーディスプレイは上部中央にパンチホールが配置されたアスペクト比9:17.4の約5.8インチFHD+(1080×2092ドット)有機ELで、ともに120Hzリフレッシュレートに対応したスムースディスプレイとなっているとのこと。カバーディスプレイはCorning製の強化ガラス「Gorilla Glass Victus」で覆われていますが、メインディスプレイはプラスチック保護層のみ。

またリアカメラは以下のトリプル構成で、パンチホール部分には約950万画素CMOS/広角レンズ(F2.2、画角84°)のフロントカメラが内蔵されています。さらに開いた状態では約800万画素CMOS/広角レンズ(F2.0、画角84°)のインナーカメラが搭載。サイズは閉じた状態で約139.7×78.74×12.7mm、開いた状態で約139.7×158.7×5.8mm、質量は約283g、本体色はObsidianとPorcelainの2色展開。

・約4800万画素CMOS/広角レンズ(F1.7、画角82°)
・約1080万画素CMOS/超広角レンズ(F2.2、画角121.1°)
・約1080万画素CMOS/望遠レンズ(F3.05、ペリスコープ式、光学5倍ズーム)

チップセット(SoC)にはPixel 7シリーズと同じ「Google Tensor G2」とセキュリティーチップ「Titan M2」を搭載し、内蔵メモリー(RAM)は12GB LPDDR5、内蔵ストレージ(UFS3.1)は256GBまたは512GB、外部接続・充電端子はUSB Type-C(USB 3.2 Gen 2)、バッテリー容量は4821mAhで、駆動時間は最大72時間とされています。また防水(IPX8準拠)にも対応しているとのこと。

これまでに米連邦通信委員会(FCC)の認証情報から少なくとも「G9FPL」および「G0B96」という2モデルが用意されていることが判明しており、恐らくこれらのうちの少なくとも1モデルはアメリカ向け製品となると見られ、日本で発売されるかどうかは不明ですが、期待したいところです。もうすぐ正式発表ですし、どうなるのか楽しみです!

記事執筆:memn0ck

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