地方税統一QRコード「eL-QR」による地方税の納付が4月1日より可能に!


総務省は31日、地方税統一QRコード「eL-QR」を活用した地方税の納付が2023年4月1日(土)より順次開始されるとお知らせしています。これにより、eL-QRに対応したスマートフォン(スマホ)など向けコード決済サービスなどにて地方税が納付可能となっています。

eL-QRに対応する決済サービスは「au PAY」や「Bank Pay」、「d払い」、「ファミペイ」、「はまPay」、「J-Coin Pay」、「PayB」、「PayPay」、「楽天ペイ」、「モバイルレジ」などとなっており、au PAYやPayPayなどでは4月1日より利用可能としていますが、d払いや楽天ペイでは4月17日(月)より対応すると案内されています。

これまでにも各決済サービスにて独自に電気・ガス料金などの公共料金や税金などを納付書に記載されたバーコードを読み取って支払う請求書払いが利用できていましたが、eL-QRの対応によって固定資産税や自動車税などの全国1700以上ある自治体の地方税を対応する決済サービスにて納付することが可能になります。

固定資産税や自動車税種別割などの納税者に馴染みの深い地方税について地方団体から送付される納付書に付されたeL-QRを読み取ることによって地方税共同機構が管理・運営するeLTAXエルタックス内の特設Webサイト「地方税お支払サイト」( https://www.payment.eltax.lta.go.jp/ )やスマホなど向け決済サービスのアプリを通じたキャッシュレス納付が可能となるほか、eL-QR対応金融機関であれば全国どの金融機関窓口でも地方税の納付が可能となります。

なお、現時点ではau PAYやd払い、J-Coin Pay、LINE Pay、PayB、PayPay、楽天ペイ、モバイルレジなどの決済サービスがeL-QRに対応していますが、総務省では今年6月末までに20以上のサービスが順次対応するとしています。なお、d払いでは請求書払いの支払いはd払い残高のみとなっているほか、PayPayでは請求書払いの支払いに新たに「PayPayあと払い」が対応し、地方税など自治体が発行する納付書を「PayPay残高」で支払う場合に利用できる残高種別が「PayPayマネー」のみとなるとのこと。

また楽天ペイでは請求書払いの支払いには「楽天ポイント」(期間限定含む)および「楽天キャッシュ」が利用可能で、楽天カードから楽天キャッシュへチャージをすると0.5%の楽天ポイントが還元されるため、現金で支払うよりも0.5%お得になり、さらに「キャンペーン税金・公共料金のお支払いは楽天ペイで!抽選で全額還元、はずれても全員もれなく最大1%還元」の開催を予定しているということです。

記事執筆:memn0ck

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・総務省|報道資料|地方税統一QRコードを活用した地方税の納付の開始
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・2023年4月以降の「PayPay請求書払い」の「eL-QR」対応および支払方法の変更について – PayPayからのお知らせ
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