Windows向けニアバイシェア(ベータ版)が提供開始!


Googleは31日(現地時間)、スマートフォン(スマホ)などの端末間でファイルなどを共有できるAndroidなど向け機能「Nearby Share(ニアバイシェア)」を現地時間(EDT)の2023年3月31日(金)より日本を含むアメリカなどの一部の国・地域においてWindowsでも利用できるようになったとお知らせしています。

現時点ではWindows向けはベータ版となっており、Androidの公式Webページ( https://android.com/better-together/nearby-share-app/ )からWindows搭載製品にアプリをダウンロード・インストールして利用します。なお、対応OSは64bit版のWindows 10以上となっており、ARMベースのチップセット(SoC)を搭載した製品はサポートされていません。

Googleでは2020年からAndroid向けに端末間で手軽にファイルやURL(リンクアドレス)などを共有できるNearby Shareを提供開始し、その後、Chrome OSにも拡大し、現在では約30億台のアクティブな製品でNearby Shareが利用できるようになっているということです。そうした中で新たに今年1月に年内にNearby ShareをWindowsでも利用できるようにすると発表されていました。

Windows版のNeaby Shareはインストール後にバックグラウンドで動作するようになっており、使い勝手はAndroid版と同様に公開範囲を「全員」または「連絡先」、「あなたのデバイス」、「誰にも公開しない」から選択できます。設定した公開範囲内で写真などのファイルやURLなどをAndroidやChrome OSを搭載した製品と共有することができます。

ただし、すでにWindows版も日本語表示に対応していますが、現時点ではWindows版ではファイルの送受信とURLの受信には対応していますが、URLの送信には対応していません。なお、Windowsで利用する場合には端末が無線LAN(Wi-Fi)とBluetoothに対応している必要があります。またAndroidおよびChrome OSの対応バージョンはAndroid 6.0以上およびChrome OS 91以上となっています。

その他、オーストリアおよびベルギー、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ、デンマーク、ドンバス、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデンといった国・地域は現時点でサポートされていないということです。

記事執筆:memn0ck

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