auとUQ mobileのスタンダードスマホ「AQUOS sense5G SHG03」がAndroid 13に!


KDDIは3日、携帯電話サービス「au」および「UQ mobile」向け5G対応スタンダードスマートフォン「AQUOS sense5G SHG03」(シャープ製)に対して最新プラットフォーム「Android 13」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2023年3月6日(月)10時より提供開始しています。

更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および携帯電話ネットワーク(5G/4G・WiMAX 2+)によるネットワーク経由(OTA)が用意されており、更新時間は約45分、更新ファイルサイズは約1.5GBとなっており、更新ファイルサイズが大きいのでダウンロードにはWi-Fiの利用が推奨されています。なお、更新を実施するには内蔵ストレージに約3.1GB以上の空きがあり、電池残量が十分な状態となっている状態で更新をするよう案内されています。

更新後のビルド番号は「03.00.01」、Androidセキュリティパッチレベルは「2023年1月1日」となるとのこと。主な更新内容は以下の通りとなっていますが、合わせてシャープの公式Webページ『Android 13対応 OSアップデート|OSバージョンアップ情報|サポート|AQUOS:シャープ』や『OSアップデート(ver.13) – よくあるご質問』もご確認ください。

<アップデート内容>
Android 13による機能・操作性の向上

○主な機能追加・変更内容/削除項目について
1)AQUOS Home:ホーム画面グリッド
2)AQUOS Home:ホームの設定
3)AQUOSかんたんホーム:デザイン変更
4)カメラアプリ変更:ズーム操作
5)カメラアプリ変更:マニュアル撮影
6)カメラアプリ変更:共通
 ・すばやく起動:電源キーを2回押して、どの画面からも「カメラ」アプリを起動します。
 ・カメラスタンバイ:「カメラ」アプリの起動中に画面が消灯した場合、次に画面を点灯した時にロック画面ではなく「カメラ」アプリの画面を表示します。
 ・省エネファインダー:撮影画面表示中に一定時間何も操作しないと、自動的に待機画面になります。待機画面をタップすると、再度「カメラ」アプリが表示されます。また「起動モード保持」が「カメラモード保持」に変更されます
7)カメラアプリ変更:AI認識
8)AQUOS トリック:かんたんモード

○Android 13共通の特長について、詳細は下記よりご確認ください。
 OSアップデートとは?

○Android 13モデル共通機能対応表
 特長1 Material You:○
 特長2 アプリごとの言語設定:○
 特長3 メディアコントロール:○
 特長4 Wellbeing:○
 特長5 アプリの通知許可:○

AQUOS sense5G SHG03はシャープのスタンダードモデル「AQUOS sense」シリーズにおける2020年モデル「AQUOS sense5G」のau版およびUQ mobile版で、AQUOS senseシリーズとして初の5G対応機種となっており、優れた処理能力を誇る5G対応の高性能チップセット(SoC)であるQualcomm製「Snapdragon 690 5G mobile platform」を搭載して5G対応ながらも価格を抑えたコストパフォーマンスの高い製品です。

主な仕様は約5.8インチFHD+(1080×2280ドット)IGZO液晶4GB内蔵メモリー(RAM)、64GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、4570mAhバッテリー、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1、約800万画素CMOSフロントカメラ、顔認証、指紋センサーなど。リアカメラは以下のトリプル構成を搭載。

・1/2.8型の約1200万画素裏面照射型CMOS/広角カメラ(F2.0、画角83°、焦点距離24mm相当)、電子式手ブレ補正
・1/2.8型の約1200万画素裏面照射型CMOS/超広角カメラ(F2.4、画角121°、焦点距離18mm相当)、電子式手ブレ補正
・1/4.0型の約800万画素裏面照射型CMOS/望遠カメラ(F2.4、画角45°、焦点距離53mm)、電子式手ブレ補正

サイズは約148×71×8.9mm、質量は約178gで、防水(IPX5/IPX8)や防塵(IP6X)に加え、米軍が採用する「MIL-STD-810H」規格19項目の耐衝撃性能に対応したアルミユニボディーを採用してます。またおサイフケータイ(FeliCa)やFMラジオ(ラジスマ対応)に対応し、ワンセグやフルセグは非対応。

本体色は通常カラーがライトカッパーおよびオリーブシルバー、ブラックの3色展開。5GはNR方式におけるNSAおよびSAをサポートし、周波数帯としてはSub6に対応し、4G(FDD-LTE方式やWiMAX 2+方式)にも対応し、5Gによる高速・大容量通信を活かす「テザリングオート」機能を搭載しています。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。

・KDDI、au向け5Gスマホ「AQUOS sense5G SHG03」を発表!価格を抑えたスタンダードモデル。2021年春発売に – S-MAX
・NTTドコモの5G対応スタンダードスマホ「AQUOS sense5G SH-53A」を写真と動画で紹介!大容量電池や限定色含む7色展開【レポート】 – S-MAX

発売時にはAndroid 11をプリインストールしており、その後、2022年2月よりAndroid 12が提供されていましたが、新たに最新のAndroid 13が提供開始されました。更新は「設定」→「システム」にて「詳細設定」を押して「システムアップデート」から画面の指示に従って操作して実施します。詳細は『ソフトウエアアップデートガイド(696KB)[PDF]』をご確認ください。更新に際しての注意事項は以下の通り。

・OSアップデートはお客さまの責任において実施してください。
・OSアップデートを行うとAndroid 12に戻すことはできません。
・OSアップデートにより、お客さまのauスマートフォンはAndroid 13に更新され、画面操作や機能が変更されます。
・OSアップデートは更新のための通知が表示されOKを押すと更新が始まりますが、更新前に必ずauホームページ記載の更新内容と注意事項をご確認の上実施してください。
・アップデート中は110番、119番、118番への電話も含め、メール送受信などすべての機能は操作できません。
・OSアップデートは所要時間が最大45分となりますので、本体を充電しながら、または本体の電池残量が十分な状態で実施してください。
・モバイルデータ通信を利用して本製品からインターネットに接続する時、ご利用の回線のご契約内容に応じたデータ通信料が発生します。ご契約内容によっては、データ通信量が月間データ容量を超えると、当月末までの通信速度が送受信最大128kbpsとなりますのでご注意ください。(通信速度の制限は、翌月1日に順次解除されます。)
・OSアップデートを行う際は通信が切断されないよう、電波が強く安定している状態で、移動せずに実施してください。
・OSアップデート中は、絶対に本体の電源をOFFにしないでください。故障の原因となる場合があります。
・OSアップデートにて本体に登録された各種データや設定情報が変更されることはありませんが、お客さまの端末の状況などによりデータが失われる可能性がありますので、連絡帳やEメールなどの大切なデータは必ずバックアップを取ってから実施してください。
 AQUOS sense5G SHG03取扱説明書
 データお預かりアプリ
・アップデート実施後に初めて起動した時は、データ更新処理のため、数分から数十分間、動作が遅くなる場合があります。(所要時間は本端末内のデータ量により異なります。通常の動作速度に戻るまでは電源を切らないでください。)
・OSアップデート実施後に初めてauメールアプリ(@au.com/@ezweb.ne.jp)を起動した時は、数分から数十分程度データ更新処理を行うため、メールの閲覧、送受信ができません。(所要時間はメールの保存件数や容量により異なります。データ処理完了まで電源を切らないでください。)
・海外利用中はソフトウエア更新の機能を利用できない場合があります。
・Android 12で動作しているアプリケーションのAndroid 13上での動作は保証できません。アプリケーションの対応OSなどをご確認の上、OSアップデートを実施してください。

記事執筆:memn0ck

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