AppleがiPhone向けiOS 16.1.2をリリース!


Appleは30日(現地時間)、iPhone向けプラットフォーム「iOS」の最新バージョン「iOS 16.1.2(20B110)」を提供開始したとお知らせしています。対象機種は発売されたばかりの最新スマートフォン(スマホ)「iPhone 14」および「iPhone 14 Plus」、「iPhone 14 Pro」、「iPhone 14 Pro Max」のほか、iOS 16へのOSアップグレードに対応しているiPhone 8以降やiPhone SE(第2世代)以降となっています。

変更点はワイヤレス通信事業者との互換性の改善やiPhone 14シリーズにおける衝突事故検出の最適化が行われているほか、重要なセキュリティー更新が含まれているということです。なお、CVEに登録されている脆弱性についても修正されていますが、詳細は近く公開する予定とされています。なお、現時点ではiPad向けプラットフォーム「iPadOS」における「iPadOS 16.1.2」はリリースされていません。

iOS 16は「iPhone」シリーズ向けのプラットフォームであるiOSの最新メジャーバージョンとで、iPhone 8以降の23機種が対象となっており、正式版が日本時間(JST)の今年9月13日にリリースされました。その後、iPhone 14やiPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Max向けに不具合が修正された「iOS 16.0.1」、そしてコピー&ペーストのプロンプト表示問題などが修正された「iOS 16.0.2」、不正メール受信後にアプリがクラッシュする問題などが修正された「iOS 16.0.3」が提供され、さらにiPadOS 16.1と合わせて新機能が追加されるなどした「iOS 16.1」がリリースされてきました。

さらにiOS 16.1における不具合や脆弱性を修正した「iOS 16.1.1」が提供されてきましたが、今回、さらなる不具合や脆弱性の修正に加えてiPhone 14シリーズにおける衝突事故検出の最適化などの機能向上が行われたiOS 16.1.2が配信開始されました。更新は各製品ともに本体のみでOTA(On-The-Air)によりダウンロードで行え、方法としては、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から行えます。

<iOS 16対応製品>
・iPhone 14
・iPhone 14 Plus
・iPhone 14 Pro
・iPhone 14 Pro Max
・iPhone 13
・iPhone 13 mini
・iPhone 13 Pro
・iPhone 13 Pro Max
・iPhone 12
・iPhone 12 mini
・iPhone 12 Pro
・iPhone 12 Pro Max
・iPhone 11
・iPhone 11 Pro
・iPhone 11 Pro Max
・iPhone XS
・iPhone XS Max
・iPhone XR
・iPhone X
・iPhone 8
・iPhone 8 Plus
・iPhone SE(第2世代)
・iPhone SE(第3世代)

またiTunesをインストールしたWindowsおよびMacとUSB-Lightningケーブルで接続しても実施できます。なお、本体のみで更新する場合のダウンロードサイズは手持ちのiPhone 13 Pro MaxでiOS 16.1.1からだと275.6MBとなっています。Appleが案内しているアップデートの内容は以下の通り。

iOS 16.1.2
このアップデートにはiPhone用の重要なセキュリティアップデートと以下の機能向上が含まれます:

・ワイヤレス通信事業者との互換性の改善
・iPhone 14とiPhone 14 Proモデルでの衝突事故検出の最適化

Appleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/ja-jp/HT201222

記事執筆:memn0ck

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