NTTドコモがオプションサービス「あんしんセキュリティ(迷惑SMS対策)」を提供開始!


NTTドコモは27日、より安心・安全にスマートフォン(スマホ)などを利用できるようにフィッシング詐欺などの被害につながる可能性のある「迷惑SMS」を自動で専用フォルダーへ振り分けるサービス「あんしんセキュリティ(迷惑SMS対策)」を2022年10月27日(木)10時から提供開始すると発表しています。

利用料金は月額220円(税込)で、初回60日間無料となるとのこと。ただし、iPhoneではアプリ内課金で支払う場合は「あんしんセキュリティ(迷惑SMS対策)(30日コース)」(App内課金)となって月額320円(税込)となる上、初回60日間無料は対象外となるのでご注意ください。なお、iPhoneでもアプリ内課金以外の申込方法であれば月額220円で利用できます。

なお、NTTドコモではあんしんセキュリティ(迷惑SMS対策)と別に提供しているセキュリティー対策サービス「あんしんセキュリティ」および「あんしんセキュリティ(プライバシー)」と合わせて契約することでスマホなどをさらに安心・安全に利用することが可能となるとしています。

SMS(ショートメッセージサービス)は電話番号などへ文字メッセージを送受信できるサービスで、電話番号を使用したサービスのため、各種サービスなどの登録やログイン認証を行う際に利用いただく機会が増えていますが、一方で宅配業者や金融機関、通信事業者などをかたる偽のSMSを送信して記載されたURLにアクセスさせ、不正なアプリをインストールするなどの手口で個人情報を盗み出そうとするフィッシング被害が増加しています。

NTTドコモではこれまでもフィッシング詐欺による被害を防ぐために危険なサイトのURLや電話番号が含まれるSMSを自動で拒否する「危険SMS拒否設定」などの取り組みを実施してきましたが、今回、さらにあんしんセキュリティ(迷惑SMS対策)を提供することによってSMSを利用する「メッセージ」アプリに届いた迷惑SMSを自動で専用フォルダーへ振り分けることが可能となりました。

※1 トビラシステムズのモバイル向けサービスから迷惑メッセージ判定のためにサーバーへ送信された情報の件数、SMSとMMS(マルチメディアメッセージングサービス)の両方を含みます。
※2 迷惑URLの判定に使用される迷惑URLリストの件数となります。
※3 迷惑SMSフィルタを提供するサービスで、詐欺の恐れがあるSMSをフィルタした割合(詐欺以外の迷惑SMSのフィルタ率は含まない)となります(2022年1月〜6月の集計データ)。

あんしんセキュリティ(迷惑SMS対策)は同社のセキュリティーパートナーであるトビラシステムズの協力によって迷惑SMS判定の機能を提供しており、メッセージアプリで受信するSMSを迷惑情報データベースと照合して迷惑なSMSと判定されたSMSを自動で「迷惑メッセージフォルダ」へ振り分けるようになっています。すべての迷惑SMSを正確に判定することを保証するものではありませんが、詐欺の恐れがあるSMSの検知率は約98%と高い精度を実現しているとのこと。

またトビラシステムズの迷惑情報データベースは警察や外部機関、利用者からの情報に加えて独自調査で収集した情報を統合したデータベースで、判定・分析するメッセージ件数は月間約2億件、迷惑URLリストは約27万件となっており、さらにAIを活用して迷惑情報データベースを最新化しており、日々巧妙化するフィッシング詐欺に備えることができるようになっています。

対応機種はAndroid 6.0以降(一部機種を除く)およびiOS 14以降(一部機種を除く)で、用に当たっては契約および最新版のあんしんセキュリティアプリにおいてSMSフィルタリングの設定が必要です。申込方法はドコモショップや量販店、一般販売店などのドコモ取扱店および電話(ドコモ インフォメーションセンター)、ドコモオンライン手続き(My docomo)、ahamo公式Webサイトとなっています。

記事執筆:memn0ck

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