オーエン医院のイ・ドングン院長
オーエン医院のイ・ドングン院長
Share

皮膚の層ごとに働きかけるオールタイトリフティング、超高周波で肌のハリ改善を目指す【イ・ドングン院長コラム】

年齢を重ねると、肌の老化は表面だけでなく、複数の層で進む。表皮では小ジワが増え、真皮ではコラーゲンやエラスチンが減少する。また、皮下の筋膜組織にあたるSMAS層にも加齢による変化が生じ、顔全体の輪郭がぼやけることがある。

こうした変化はフェイスラインや頬のたるみにつながり、実年齢より老けた印象を与える要因となる。肌の老化は複数の層で進むため、近年のリフティング施術では、皮膚の構造を踏まえて各層に働きかける方法が注目されている。層ごとに構造や役割が異なることから、適切な深さへエネルギーを届けることが重要とされる。

こうした中、超高周波エネルギーを用いる「オールタイト(Alltite)」などのリフティング施術が活用されている。DLTD(Dermis Layer Target Dielectric Heating Technology)技術を基に、主に真皮層へ熱エネルギーを届け、組織の収縮やコラーゲンの生成を促す方法とされる。

これにより、肌のハリを高め、顔の輪郭を整える効果が期待されるという。顔の凹凸や細部に合わせてエネルギーの強さと届く深さを調整できるため、自然なリフトアップも目指せる。皮膚の厚さや脂肪の分布、老化の程度に応じて照射の強さと深さを変えられる点も特徴とされる。

リフティング施術では、皮膚の構造と老化の現れ方を踏まえ、適切な深さへエネルギーを届けることが大切だ。皮膚の各層に着目した施術は、顔の輪郭や肌のハリの改善に役立つ可能性がある。施術前に十分なカウンセリングと診察を受け、皮膚の状態を踏まえて一人ひとりに合った施術計画を立てることが重要だ。