床掃除と水拭きが同時にできる「Xiaomi ロボット掃除機 S20」をレビュー! |
スマート家電の中で人気の高いモデルに「ロボット掃除機」があります。自動で掃除を行うことができる掃除機ですが、昨今はAI(人工知能)を活用した機能を搭載して掃除をする部屋のマッピングやスマートフォン(スマホ)などとの連携など、高機能なモデルがリリースされており、もはや手放せないという人も多くいるようです。
そうしたロボット掃除機の中でもハイエンドモデル並みの機能を搭載したモデルとして小米技術日本(以下、シャオミ・ジャパン)から「Xiaomi ロボット掃除機 S20(型番:D106)」(Xiaomi Communications製)が2024年7月9日(火)に発売されました。価格はオープンながら希望小売価格および同社の公式Webサイト( https://mi.com/jp/ )内の公式Webストアでは24,800円(金額はすべて税込)となっています。
同機は価格が2万円台とロボット掃除機としては低価格ながらも床掃除モードと水拭きモードを同時使用が可能で、5000Paの吸引力や大容量ウォータータンク一体型ダスクボックス、レーザーナビゲーションシステムでルートシミュレーション、アプリ経由でリモートコントロール、スマートスピーカーの音声アシスタントと連携してハンズフリー操作と機能が充実しています。
Xiaomiは本拠地である中国を中心に比較的に早い段階からスマホだけでなく、掃除機や炊飯器などの白物家電、さらには文房具などのステーショナリーなども手掛ける総合メーカーとなっていますが、日本でも今年になってからボールペンなども発売し、いよいよ真のXiaomiの姿となってきています。今回はそんなXiaomiのXiaomi ロボット 掃除機 S20をシャオミ・ジャパンよりお借りして使ってみましたのでその模様を紹介したいと思います。

Xiaomi ロボット掃除機 S20の清掃例
Xiaomi ロボット掃除機 S20は主に掃除機本体と充電ドックから構成され、本体はサイズが直径約325mm×高さ約98mm、質量が約3.5Kgとなっており、ロボット掃除機の中では小型なデザインです。また充電ドックもサイズが約146×122×98mm、質量が約220gと省スペースになっており、手狭な部屋でも設置しやすくなっています。
また小型ながらも本体には400mlダストボックスと270mlのウォータータンクがあります。ただし、ダストボックスとウォータータンクは一体型になっており、水拭きモードを使用する際にはモップパッドを装着します。なお、付属品としてはブラシ(着装済み)およびブラシカバー(着装済み)、ウォータータンク、クリーニングブラシ(ウォータータンクに着装済み)、モップパッドホルダー、モップパッド(モップパッドホルダーに着装済み)、サイドブラシ、ACアダプター、取扱説明書となっています。

充電ドッグとXiaomi ロボット掃除機 S20の裏面

ダストボックス

水拭きモードで使用するモップパッド
さらに掃除機としての性能も吸引力が5000Paと強力になっており、レーザーナビゲーションテクノロジーにて周囲(検出範囲360°)の高速認識や高精度のマッピングを行うため、障害物の衝突防止やルート設計、暗い場所での正確な動作によって掃除残しや重複作業を改善して効率的に作業を行います。またスマートマッピング機能によって部屋のレイアウトをスキャンすることができ、ユーザーのニーズに合わせて、掃除プランを設定することができます。
スマホとの連携は「Mi Home」アプリを用い、Mi Homeアプリではマッピングした部屋の清掃プランを設定することが可能で、水拭き禁止エリアの設定や仮想壁を設定して掃除機が掃除しないエリアの設定などができます。またジグザグとY字型のルートセッティング、水拭きモードの併用で髪の毛や床の皮脂汚れを除去することもでき、部屋や廊下などの隅々まで掃除できるようになっています。

Mi Homeアプリのスマートマッピング機能
Mi Homeアプリではリモートコントロールや掃除進捗確認、掃除プラン、モードの変更、外出中の掃除予約、ソフトウェアのアップデートなど可能で、スマートスピーカー(Amazon AlexaまたはGoogleアシスタントに対応)と接続すれば、音声コマンドで制御することによってハンズフリーで掃除を行うことも可能です。

Mi Homeアプリにおけるモード変更
Xiaomi ロボット掃除機 S20を実際に利用してみると、非常に便利に活用できます。他社製のロボット掃除機では部屋が狭い場合には止まってしまい、充電ドッグに戻れないようなことが発生したりしますが、Xiaomi ロボット掃除機 S20では充電ドッグに正確に戻ります。またバッテリーも大容量の3200mAhとなっているので、しっかりと掃除できるのも魅力です。
さらに本体が小型なので狭い部屋でも利用できるようで、マッピングで部屋のレイアウトを正確に表示しますので、Xiaomi ロボット掃除機 S20の稼働領域を設定すれば、安心して自動運転できます。またロボット掃除機は使用中の音が切なりますが、吸引モードをサイレントにすると静かに稼働するため、夜間の稼働でも気になりません。Xiaomi ロボット掃除機 S20はコスパが良いため、ロボット掃除機の導入に悩んでいた人にオススメできるモデルだと感じました。

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出典:エスマックス