5Gスマホ「SHARP AQUOS sense6 SH-M19」がAndroid 13に!


シャープは30日、同社が展開する「AQUOS」ブランドにおいて昨年発売した5G対応スタンダードスマートフォン(スマホ)「AQUOS sense6」のオープン市場向けメーカー版「AQUOS sense6 SH-M19」に対して最新プラットフォーム「Android 13」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2022年11月30日(水)より提供開始したとお知らせしています。

更新はスマホ本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および携帯電話ネットワーク(4G/3G)によるネットワーク経由(OTA)が用意されており、更新時間や更新ファイルサイズは明らかにされていませんが、更新にはおおよそ30分ほどかかり、更新ファイルサイズは約1.33GBとなっており、更新ファイルサイズが大きいのでダウンロードにはWi-Fiの利用が推奨されます。

更新後のビルド番号は「03.00.00」となるとのこと。ビルド番号の確認方法は「設定」→「デバイス情報」→「ビルド番号」から。主な更新内容は以下の通りとなっていますが、詳しくはシャープの公式Webページ『Android 13対応 OSアップデート|OSバージョンアップ情報|サポート|AQUOS:シャープ』や『OSアップデート(ver.13) – よくあるご質問』も合わせてご確認ください。

1)ロック画面の時計表示の大きさを設定できるようになりました。
2)AQUOS Homeでグリッド調整が可能になりました。
3)AQUOS Homeでアプリ名表示が2行になりました。
4)かんたんホームをより見やすく・洗練されたデザインへブラッシュアップしました。
5)ホームでもお気に入りの画像をシャッフル表示ができるようになりました。
6)壁紙設定が壁紙とスタイルへ進化しました。
 ・さまざまな壁紙の選択が一つの画面で可能になりました。
 ・プリセット壁紙が追加されました。
 ・配色が選べるようになりました。
7)顔認証がマスク装着時に対応しました。
8)コピー文字列を編集してすぐペーストできるようになりました。
9)ゲーミングメニューを刷新しました。
 ・メニューの改修
 ・一部機能がゲームごとに設定可能
10)ClipNowの操作がさらにシンプルになりました。
11)カメラ機能が刷新されました。
 ・一目でかんたんに調整しやすくなったズーム
 ・とことん拘れるマニュアル撮影
 ・お気に入り設定の登録・呼び出しが可能に
 ・ファインダーを見ながら構図変更
12)ナビゲーションバーエリアを下にスワイプするだけで素早く片手モードに切り替わるようになりました。
13)クイック設定からQRコードリーダーを素早く起動できるようになりました。
14)緊急情報アプリが追加されました。

AQUOS sense6 SH-M19はシャープのスタンダードスマホ「AQUOS sense」シリーズとして昨年発売された「AQUOS sense6」のメーカー版で、チップセット(SoC)に「Qualcomm Snapdragon 690 5G Mobile Platform」を採用して価格を抑えたミッドレンジモデルとなっており、従来と同様に防水や防塵、耐衝撃、おサイフケータイ(FeliCa)などの基本機能に対応しています。

また前機種「AQUOS sense5G」と同じ大容量4570mAhバッテリーを搭載してディスプレイをIGZO液晶からIGZO OLEDに変更したことでより省電力性を高めて電池持ちを良くしているほか、IGZO OLEDになったことでU字型ノッチやベゼルレスデザインを採用し、5.8インチから6.1インチに大画面化し、画面内指紋センサーを搭載しました。

画面のインチ数は上がっているものの、幅と厚みを1mm減らして薄型&軽量化を実現しています。サイズは約152×70×7.9mm、質量は約156g、本体カラーは楽天モバイルではライトカッパーおよびシルバー、ブラックの3色展開。防水(IPX5およびIPX8)や防塵(IP6X)、耐衝撃などのMIL-STD-810H準拠の全17項目、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/Bなどに対応。

メーカー版は内蔵メモリー(RAM)および内蔵ストレージが4GB+64GBモデルと6GB+128GBモデルが販売されています。主な仕様はmicroSDXCカードスロットおよび4570mAhバッテリー、急速充電(PD3.0)、USB Type-C端子(USB 2.0)、3.5mmイヤホンマイク端子、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1、位置情報取得(A-GNSS)、緊急速報機能、ハイレゾ音源、エモパー(出荷時バージョン13.1)など。

リアカメラは以下のトリプル構成となっており、メインの広角カメラは4つの画素を1つにまとめて暗い場所でも明るく撮影できる技術に対応したほか、ノイズや白飛び、黒つぶれなどを調整してハイクオリティーな画質に仕上げる新画像エンジン「ProPix3」を搭載し、風景も人物も目で見たままの美しさを再現できるようになっているとのこと。また光学0.6〜2倍相当に対応。フロントカメラは約800万画素CMOS/広角レンズ(F2.0、画角78°、焦点距離26mm)。

・約4800万画素CMOS/広角レンズ(F1.8、画角79°、焦点距離26mm)
・約800万画素CMOS/超広角レンズ(F2.4、画角120°、焦点距離15mm)
・約800万画素CMOS/望遠レンズ(F2.4、画角45°、焦点距離53mm)

携帯電話ネットワークの対応周波数帯は5G NR方式のn3およびn28、n77、n78、n79、4G LTE方式のBand 1および3、5、8、18、19、38、39、41、42、3G W-CDMA方式のBand IおよびV、VIII、2G GSM方式の850および900、1800、1900MHzとなっています。SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが2つのデュアルSIMで、片方はmicroSDカードと共有です。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。

・シャープ、5G対応の新スタンダードスマホ「AQUOS sense6」を発表!6.1インチIGZO有機ELと4570mAhバッテリーでより電池持ちが良く – S-MAX
・KDDI、au向け5Gスマホ「AQUOS zero6 SHG04」と「AQUOS sense6 SHG05」を発表!10月上旬と11月上旬に発売予定。ともにeSIM対応 – S-MAX
・有機ELや操作性などが大幅進化の5Gスタンダードスマホ「AQUOS sense6」を写真とともにシャープの発表会から細かい仕様をチェック【レポート】 – S-MAX
・スタンダードモデルの新基準として汚名返上なるか!?シャープの5Gスマホ「AQUOS sense6 SH-54B」を写真と動画で紹介【レポート】 – S-MAX

発売時にはAndroid 11をプリインストールされており、その後、今年5月よりAndroid 12が提供されていましたが、新たに最新のAndroid 13が提供開始されました。更新は「設定」→「システム」にて「詳細設定」を押して「システムアップデート」から画面の指示に従って操作して実施します。ビルド番号の確認方法は「設定」→「デバイス情報」→「ビルド番号」から。更新に際しての注意事項は以下の通り。

・OSアップデートを行うと元のバージョンに戻すことはできません。注意事項、変更内容をよくご確認のうえ実施してください。
・OSアップデートを実施する前に、端末本体に保存されたデータをバックアップすることをおすすめします。バックアップの方法の詳細については、取扱説明書をご確認ください。
・アプリケーションによってはAndroid™ のバージョンが変更されると正常に動作しない場合があります。OSアップデートを行ってもお客様がインストールしたアプリは消去されませんが、動作については保証外です。
・ご利用中のホームアプリによっては、OSアップデートの実施によりアイコン配置が変更になる場合があります。
・OSアップデートを開始してから終了するまでは、進行状況を時々確認するようにしてください。

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記事執筆:memn0ck

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