新フォルダブルスマホ「Galaxy Z Fold4」が登場!価格はアメリカでは約24万円から


既報通り、Samsung Electronics(以下、サムスン電子)は10日(現地時間)、同社が展開する「Galaxy」ブランドにおいて新しいフォルダブルスマートフォン(スマホ)「Galaxy Z Fold4」および「Galaxy Z Flip4」、スマートウォッチ「Galaxy Watch5」および「Galaxy Watch5 Pro」(「Galaxy Watch5 Pro Golf Edition」含む)、完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds2 Pro」を発表しました。

各製品ともにアメリカや韓国などの1次販売国・地域で8月26日(金)に発売され、アメリカでの価格はGalaxy Z Fold4が1,799ドル(約239,000円)から、Galaxy Z Flip4が999ドル(約133,000円)から、Galaxy Watch5が279ドル(約37,000円)から、Galaxy Watch5 Proが449ドル(約60,000円)から、Galaxy Buds2 Proが229ドル(約30,000円)からとなるとのこと。

また8月10日(水)より予約受付が実施され、予約購入した場合にはプレミアムサポートサービス「Samsung Care+」にて1年間の保証を受けられるとのこと。現時点で各機種ともに日本での販売については明らかにされていませんが、すでに紹介しているようにGalaxy Z Fold4やGalaxy Z Flip4は日本向けと見られる製品型番が確認されており、日本にも投入される見込みです。

また日本法人のサムスン電子ジャパンでは9月8日(木)に「Galaxy Z Fold4 | Z Flip4のタッチ&トライイベント」を開催することを「Galaxy Member」アプリにて告知しており、これがGalaxy Z Fold4とGalaxy Z Flip4の日本国内向け製品であることが明記されているため、9月8日に日本向け製品が発表されるのだと思われます。

なお、Galaxy Z Fold4とGalaxy Z Flip4は製品型番から日本ではNTTドコモ向け「Galaxy Z Fold4 SC-55C」および「Galaxy Z Flip4 SC-54C」、au向け「Galaxy Z Fold4 SCG16」および「Galaxy Z Flip4 SCG17」、楽天モバイル向け「Galaxy Z Flip4 SM-F721C」が発売されると推察されます。本記事ではこのうちのGalaxy Z Fold4(型番:SM-F936*)の製品情報についてまとめます。

Galaxy Z Fold4は2019年からサムスン電子が展開している折り畳めるディスプレイを搭載したフォルダブルスマホ第1弾となった「Galaxy Fold」に続く横折り型の「Galaxy Z Fold」シリーズの第4世代で、これまでのGalaxy Foldや「Galaxy Z Fold2」、「Galaxy Z Fold3」とコンセプトは同じで内側に折り畳める大画面ディスプレイ、折りたたんだ状態でも外側の片面にディスプレイを搭載して通常のスマホのように使えます。

Galaxy Z Fold3が世界初の防水(IPX8準拠)に対応したり、ペン入力「S Pen」に対応するなどの注目度の高い新しいトピックがあったのに対し、Galaxy Z Fold4でも引き続いて防水(IPX8準拠)やS Penには対応しているものの、そういった大きな変更点はなく、チップセット(SoC)が最新のQuacomm製「Snapdragon 8+ Gen 1」とスペックアップしているほか、OSがGoogleが開発する大画面向け「Android 12L」ベースとなって使いやすくなっています。

これにより、新たにタスクバーが搭載され、マルチタスクが新たなレベルに進化し、ChromeやGmailなどのGoogleアプリがドラッグ&ドロップに対応しているため、リンクや写真などをアプリ間で素早くコピー&ペーストできるようになり、Google MeetではYouTubeの動画を一緒に見たり、ビデオ通話で一緒にゲームをしたりというようにより多くの人とバーチャルな共同作業を楽しみながら繋がることができるようになっています。

またサムスン電子はGoogleだけでなくMicrosoftとも提携しており、Microsoft OfficeやMicrosoft Outlookなどが折りたためるディスプレイの利点を生かしてより多くの情報を画面に表示し、複数のコンテンツをより迅速に操作することを可能にし、さらに「Standing Cover with Pen」を使用してS Penを持ち運べば、外出中でもメモなどのマルチタスク体験が可能です。

ディスプレイは内側がアスペクト比21.6:18の約7.6インチQXGA+(2176×1812ドット)有機EL「Dynamic AMOLED 2X Display」かつ「Infinity Flex Display」(約374ppi)、外側がアスペクト比23.1:9の約6.2インチHD+(904×2316ドット)有機EL「Dynamic AMOLED 2X Display」(約402ppi)を搭載し、ともにアダプティブリフレッシュレート(可変)に対応して内側は1〜120Hz、外側は48〜120Hzとなっています。

また内側はHDR10+もサポートしており、折りたたむディスプレイはGalaxy Z Fold3の「Corning Gorilla Glass Victus」から独自採用の強化ガラス「Corning Gorilla Glass Victus+」となってさらに高い強度となり、その上で表面に新開発の折り曲がる極薄ガラスフィルム(UTG)で覆うなどによってさらに折り目が目立たなくなっています。さらに外装のフレームやヒンジ部には「Armor Aluminium」と呼ばれる素材を採用してフォルダブルスマホ史上最強のタフさを実現。

内側のディスプレイにはGalaxy Z Fold3に続いて画面下に埋め込まれた「アンダーディスプレイカメラ」を採用し、ノッチやパンチホールといった切り欠きがなくなっており、カメラは外側にも背面と前面に搭載され、それぞれ以下の構成となっており、外側の背面カメラはメインセンサーが約23%明るくなり、光学0.6〜3倍ズームや最大30倍スペースズーム、HDR10+撮影やトラッキングAFなどに対応しています。

<アンダーディスプレイカメラ(開いたときのフロントカメラ)>
約400万画素CMOS(1画素2.0μm)/広角レンズ(画角80°、F1.8)

<カバーディスプレイカメラ(閉じたときのフロント)>
・約1000万画素CMOS(1画素1.22μm)/広角レンズ(画角85°、F2.2)

<メイントリプルカメラ(閉じたときのリアカメラ)>
・約5000万画素CMOS(1画素1.0μm、Dual Pixel AF,)/広角レンズ(画角85°、F1.8、OIS)
・約1200万画素CMOS(1画素1.12μm)/超広角レンズ(画角123°、F2.2)
・約1000万画素CMOS(1画素1.0μm、PDAF)/望遠レンズ(画角36°、F2.4、OIS)

またアンダーディスプレイカメラは顔認証をサポート。なお、ロック解除などを行う指紋センサーは本体側面に搭載。サイズは折りたたんだ状態で約155.1×67.1×14.2mm(最厚部15.8mm)、開いた状態で約155.1×130.1×6.3mm、質量は約263gとヒンジ部のスリム化とベゼルの縮小化によって小型・軽量化しており、本体カラーはPhantom BlackおよびBeige、Graygreenの3色展開のほか、Samsung.comではオリジナルカラーとしてBurgundyも用意されます。背面パネルはヘイズガラスを採用し、より美しい外観となっているとのこと。

引き続いてヒンジを途中で止める「フレックスモード」にも対応し、角度を自由に調整でき、手に持つことはもちろん、机に置いて楽しむことも可能で、新たに最適化されていないアプリでも新しい「フレックスモードタッチパッド」を使えば、コンテンツはそのままの状態で端末を操作することができ、フレックスモードの状態では動画の一時停止、巻き戻し、再生やズームイン、ズームアウトなどの操作が可能です。

機種 Galaxy Z Fold4 Galaxy Z Fold3
大きさ 155.1×67.1×14.2〜15.8mm
155.1×130.1×6.3mm
158.2×67.1×14.4〜16.0mm
158.2×128.1×6.4mm
重さ 263g 271g
メイン画面 7.6インチ有機EL
QXGA+(2176×1812ドット)
7.6インチ有機EL
QXGA+(2208×1768ドット)
サブ画面 6.2インチ有機EL
HD+(904×2316ドット)
6.2インチ有機EL
HD+(832×2268ドット)
SoC Snapdragon 8+ Gen 1 Snapdragon 888 5G

S Penは従来通りにワコムのデジタイザー技術を採用しており、折り畳みに耐えられるようなデジタイザーの柔軟性を高める方法ではなく、折り畳む両側のボディーにそれぞれデジタイザーを搭載することで対応し、ワコムとの共同開発によってこれらの2つのデジタイザーで検知した信号を計算して誤差を押さえながら折り目での座標を認識できるアルゴリズムによって1つのパネルとして認識できる仕組みとなっています。

主な仕様はQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 8+ Gen 1」(オクタコアCPU「3.18GHz×1+2.7GHz×3+2.0GHz×4」)および12GB内蔵メモリー(RAM)、256GBまたは512GB、1TB内蔵ストレージ(UFS 3.1)、NFC Type A/B、MST、Dolby Atmos、より低音が強化されたデュアルステレオスピーカー、緊急速報メール、位置情報取得(GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS)など。

バッテリーは電池パックが2つに別れていて合計4400mAh(取外不可)で、充電・外部接続端子はUSB Type-Cで、急速充電「Super Fast Charging」(最大25W)に対応して30分で半分まで充電可能となっています。またWPC(Qi)およびPMA規格互換のワイヤレス充電「Fast Wireless Charging」(最大10W)にも引き続いて対応しているほか、他の製品を充電できる「ワイヤレスパワーシェア」(最大4.5W)にも対応しています。

通信面ではWi-Fi 6に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)やBluetooth 5.2、UWBのほか、携帯電話ネットワークは5G NR方式におけるNSAおよびSAをサポートし、Sub6だけでなくミリ波(mmWave)にも対応しており、4G LTE方式ではEnhanced 4×4 MIMOや7波CA、LAAなどをサポートしたLTE Category 20に対応しています。SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットとeSIMがそれぞれ1+1、2+1、2+0のモデルがありに、販売する国・地域によって異なるとのこと。

その他、セキュリティーとして「Samsung Knox」および「Samsung Knox Vault」をサポートし、センサー類は加速度センサーや気圧センサー、光センサー、ジャイロセンサー、近接センサー、地磁気センサー、ホールセンサーなどを搭載。3.5mmイヤホンマイク端子やmicroSDカードなどの外部ストレージスロットは非搭載。同梱品はUSBケーブルおよびSIMピン、クイックガイドなどの紙類のみとなっています。

記事執筆:memn0ck

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