Twitter Japanは2022年7月7日、「県境を越えろ!名品こそTwitterで活きる〜小さな会社でもできるたったこれだけの基本〜」と題し、パネルディスカッションを実施した。当日は、地域の中小企業がどのようにTwitterを活用すべきなのかを、Twitter Japanの担当者が活用のトレンドやTwitterが提供しているサービスの紹介を交えて説明した。

また実際に地域の会社で成果をあげているアカウントとして、岐阜県のメガネショップ「Eyewear shop ami(@neku07)」と大阪府河内長野市でつまようじ製造をされている「菊水産業(@kikusui_sangyo)」の「中の人」を招いて、どのようにTwitterを活用しているかや、売り上げアップ、ファン獲得のためのアイデアなどの紹介があった。

■いま起きていることがわかる場所
イベントは、Twitter Japan株式会社 SMB担当事業本部長 古屋 輝周氏の挨拶から始まった。
古屋部長によれば、さまざまなSNSプラットフォームがある中で、『Twitterは「いま起きていること」「いま人々が話していること」がわかる場所』であるという。Twitterの利用者は増加傾向にあり、先日発表された2022年第2四半期において、収益化可能なデイリーアクティブユーザー数(mDAU)は2億3780万人にのぼる。

日本における毎日の利用者数の推移としては、月当たり25日間以上の利用者を見た場合、Twitterは他社のSNSプラットフォームに比べて圧倒的な優位性がある。「Twitterは毎日使われているので、最速で生活者に情報を届けられる」というのだ。

Twitterが利用される理由としては、
・今起こっている出来事がリアルタイムにわかる 26%
・知りたい情報がすぐに得られる 19%
・最新のニュース速報が得られる 18%
・地震や災害などの情報が早い 16%
・交通機関の遅延情報が早い 11%
いずれも他社のSNSプラットフォームに比べて、利用者が多い。
この結果からも「Twitterは、いま起きていることがわかる場所」であることをうかがい知ることができる。

古屋部長は、
「ちょっと調べたいことがあったときでも使用されますし、最近のトレンドは何かというのを調べるときも使用されます。」と、Twittterが生活に密着したSNSプラットフォームであることを強調した。

SMB事業はいわゆる中小企業向けたサービスを指し、全広告売上の中で占める割合としては、成長主の存在になっており、2021年は前年比で二桁の成長となったそうだ。

古屋部長は、SMB事業の成長要因として、次の3つをあげた。
1. DX化が中小企業に
コロナ禍によりリアルな顧客との接点が困難になり、直接的な接客をオンラインで展開するようになった。
2. 発見を求める消費者
オンラインで発見を求める消費者が良い商品・サービスを探し、良さを広める傾向が強まった。
3. 弊社サポートの強化
3年前の数名体制から数十名近くのチーム構成となり、より多くの企業を直接支援できるようになった。

コロナ禍で多くの人が情報を得るため、Twitterを選択する企業が増えているという。我々の生活に密着したSNSプラットフォームであるからこそ、SMB事業は今後も成長を続けていくだろう。

■企業でTwitterを活用
ビジネスにおけるTwitter活用をテーマにしたパネルディスカッションでは、Eyewear shop ami 古田 貴志氏と久保 香氏、菊水産業株式会社 末延 秋恵氏が登場した。

〇Eyewear shop ami
Eyewear shop amiは、岐阜県関市のメガネ専門店だ。「関市のひとにもっとメガネの楽しみを知ってもらいたい」との想いから誕生し、「メガネが似合わない」と考えている人へ「似合うメガネ」への出逢いを提供している。
同店はメガネが欲しい人に対して、店舗に足を運ぶ敷居をポジティブに下げたいとの考えから、Twitterを始めた。「お店以外のところから、お客様の声を拾えてマーケティングに活かせる」というのが、大きなメリットであるという。

Twitterは誰とでも繋がれるため、いろいろな人がフォロワーになる。Eyewear shop amiのファンだけでなく、Twitterを管理している@neku07さんのファンもいるという。ファンの中には、わざわざ店舗に足を運ぶ人もいるそうだ。
Twitterの活用事例の一例としては、フォロワーにレンズを30%オフにするなど、キャンペーンを通して集客に繋げた。またTwitterを始めたことで、岐阜県以外からも集客できるようになった。

関市にある他社と協力して、Twitterを通して店舗の認知を上げるとともに、他社の商品も紹介して、より親しみやすいツイートに心がけているという。
今後のTwitterの活用としては、今までどおりフォロワーとのコミュニケーションを図りつつ、社内での連携も強化していく構えだ。

〇菊水産業株式会社
菊水産業株式会社は、つまようじの製造メーカーだ。Twitterはアカウントを作ってから、しばらく放置していたという。コロナ禍に入ってから、コロナ禍で役立つグッズとして「つまようじ屋の非接触棒」を販売したところ、そのプレスリリースがTwitterでバズったことから、自社のTwitterに力を入れるようになった。フォロワーが劇的に増えたが、すべてリプライしているという。

Twitterを始めてから、エンドユーザーの声をダイレクトに聞けるようになった。消費者がどのように思っているのか、どのような使い方をしているのかを知るため、Twitterで情報を収集している。
同社はつまようじ以外にキッチン用品なども扱っている。そうした商品は他社でも購入できるにもかかわらず、同社の製品を購入して写真を撮ってツイートして報告してくれる熱烈なファンもいるそうだ。。

つまようじは15kg単位(9万本)で作っているが、床にぶちまけてダメにしたときには、Twitterに写真をアップして知名度を上げたという。つまようじの先っぽは、何のためにあるのかなど、つまようじにまつわるノウハウもTwitterで提供しているという。
また、同社は2021年10月、もらい火による火災に合い、事務所、作業場、倉庫が全焼し、商品の在庫も消えてしまった。自虐ネタとしてTwitterでツイートしたところ、それがキッカケとなり、フォロワーが増え、ニュースにも取り上げられた。また、再起のスタートとしてクラウドファンディングを実施し、さまざまなメディアに取り上げられた。Twitterの中で「おはよう」「お疲れ様」というコミュニケーションを毎日とっていたところ、絆のようなものが生まれていた。火災に合ったときには、たくさんの企業から支援物資が届いたという。

Twitterの活用により、自社を知ってもらうだけでなく、地場産業も知ってもらいたいとの考えがある。新しい試みとしては、落書きから生まれた「つまようじのキャラクターつま子」をTwitterに紹介したり、キャラクターグッズを作ったりしているという。フォロワーと一緒に商品を作って販売することもあった。今後もフォロワーを巻き込んで新しい展開を模索していく展開を考え中だ。

Twitterは、我々が身近に使用しているプラットフォームだからこそ、企業が直接消費者の声を聞くための良いツールとなっている。
企業の認知度を自分たちで上げるだけでなく、他社と協力してお互いに認知度を上げることもできる。企業がTwitterを活用するメリットの大きさを痛感したパネルディスカッションだった。

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